旧本多邸で楽しむ特別な落語体験～洋館寄席旧本多亭のお知らせ～

概要

神奈川県逗子市に位置する歴史的な洋館である「旧本多邸」にて、特別な落語のイベントが開催されます。2025年10月4日（土）には、「洋館寄席旧本多亭」と題し、若手落語家による落語のパフォーマンスをお楽しみいただける機会となっています。この洋館は、落語を聞くための通常の寄席とは一線を画した魅力を持っています。普段とは違う特別な雰囲気の中で、落語のすばらしさを体感できることでしょう。

旧本多邸の歴史

旧本多邸は、1939年に建築された洋風木造住宅で、設計を手掛けたのは久米設計の創立者である久米権九郎です。建物は独自の耐震工法を取り入れたことでも知られ、建築史においても重要な位置づけにあります。2022年には「国の有形文化財」に指定されており、2024年には大規模改修が行われ、地域に開かれた文化発信の拠点として新たに生まれ変わる予定です。旧本多邸の美しい景観の中で行われる落語は、歴史と伝統が見事に融合した特別な体験となることでしょう。

出演者紹介

柳家小はぜ

若手落語家の一人、柳家小はぜは2011年に柳家はん治に弟子入りし、2016年には二ツ目へ昇進を果たしました。彼は来年2026年春に真打への昇進を控えており、今後の活躍に期待されている存在です。落語の魅力を存分に引き出す彼の技術を、ぜひ会場で体感してください。

春風亭昇羊

もう一人の出演者、春風亭昇羊は、2012年に春風亭昇太に入門。彼は2016年に二ツ目としてのステップを踏み、2023年にはNHK新人落語大賞のファイナリストに選出されるなど、注目の若手落語家としてその名を広めています。さらに、著書『ひつじ旅～落語家欧州紀行～』の出版を予定しており、彼の多彩な才能に触れるチャンスでもあります。