人物作画テクニックの決定版、誕生！『超絶描写！キャラ作画術』を解剖

理想の線を見極めて、さらなる表現を

デザインのメディア事業を手掛ける株式会社エムディエヌコーポレーションが新たに発表した『描きぐせを正して画力を高める超絶描写！キャラ作画術』。この書籍は、アニメーターtoshiが手がけたイラスト技法書の最新版として、描きやすさと表現力を高めるための指南をしています。特に重要なのは、描きぐせ。これがあると、いくら頑張って描いても、なんとなく違和感を抱えてしまいます。本書ではその原因と改善策に焦点を当てています。

描きぐせの克服方法

draw2dアートにおいて、描きぐせはキャラクターのバランスやポーズに影響を与えることがあります。本書は、まず自己評価から始まる「CHAPTER1 自分の絵を添削しよう」で、描く際の課題を明確にしていくことからスタートします。次に「CHAPTER2 描きぐせを攻略しよう［基本パーツ］」では、基本的な身体のパーツを正しく描くためのテクニックが解説されます。これによって、体のプロポーションやパーツのバランスを取り戻すことが可能になります。

「CHAPTER3 描きぐせを攻略しよう［人物描写］」では、より実践的な内容に進み、実際の人物表現におけるアプローチや、感情を描くためのポイントを習得します。形をしっかりと捉え、感情を表現することで、よりリアルで自然なキャラクターが生まれるのです。

繊細な表現技術の習得

「CHAPTER4 描きぐせを攻略しよう［構図と演出］」では、絵の構図や演出のテクニックに関しても詳しく解説されています。動きのある作品を描くにあたって、構図の取り方や視点の大切さを理解することで、イラストのクオリティがグンと向上します。さらに、「CHAPTER5 表現の幅を広げよう」では、自分のスタイルや技術を幅広く展開する方法を提案しています。この部分は、彼らが今まで学んできた内容を応用し、さらなる表現力を獲得するための道筋を示してくれます。