昭和が愛した言葉
2025-05-16 11:58:54

昭和の魅力を再発見!『昭和が愛した言葉たち』が発売

昭和の魅力を再発見!『昭和が愛した言葉たち』が発売



株式会社有隣堂から、2023年6月19日に新刊『昭和が愛した言葉たち』が登場します。本書は、昭和末期のバブル時代に雑誌編集者として活躍した著者・栗山圭介氏が手掛けたもので、戦後日本に根付いた流行語や日常語から、現代にも応用可能な100の言葉を厳選し、その魅力を紹介します。

昭和の言葉が持つ魅力とは?


現代のコミュニケーションはSNSなどデジタルを中心に進化していますが、この影響で対面での会話に対する抵抗がある若い世代も増えつつあります。そんな中、昭和時代に使われていた「ドロンする」や「ヨッコイショウイチ」といった独特の言葉たちは、会話の潤滑油の役割を果たし、人々の親しみを引き出していました。本書ではこれらの言葉の意味や背景を解説し、今の時代に通じるコミュニケーションへのヒントが詰まっています。

昭和レトロに対する関心の高まり


近年、昭和文化への関心が高まり、SNSでは「#昭和レトロ」や「#純喫茶巡り」などのハッシュタグが人気を集めています。音楽やファッションだけでなく、「言葉」もまた、現代に響く文化資産として再評価されつつあります。本書では、昭和の「死語」が令和の時代に新たな会話のきっかけとなることを目指し、その背景にあるユーモアや温かさを掘り下げて紹介しています。

2025年には「昭和100年」を迎えることから、特に意味のある100の言葉を選び、過去と現在をつなげる架け橋となることを意識しています。

本書だけの特徴


『昭和が愛した言葉たち』の最大の特徴は、単なる言葉の解説に留まらず、その背景にある社会風俗や文化を鮮明に描き出している点です。本書では、以下のような言葉も取り上げます。

  • - ドロン:急にいなくなることやさぼること。
  • - おセンチ:感傷的な気持ちになること。
  • - マブダチ:気を使わずに付き合える友人のこと。

これらの言葉に対する解説、具体的な用法例、さらには現代の言い換えも紹介しながら、「昭和の言葉」という枠を越えて新しい視点で解釈しています。

多様な目次構成


本書の目次は、「100語」を性質別に分類しており、アクション、キャラクター、エモーション、イベント、ファッション、ヒューマンの6つのドアが設けられています。これにより、読者は興味に応じて自然な流れで言葉を楽しむことが可能です。

著者紹介と書籍情報


著者の栗山圭介氏は、岐阜県岐阜市出身で、国士舘大学体育学部を卒業後に作家、エディター、クリエイティブディレクターとして活躍しています。2015年には『居酒屋ふじ』で作家デビューを果たした後、この作品が2017年にテレビドラマ化されました。その他にも、数々の著書を持つ栗山氏が綴る本書は、多くの世代が楽しめる内容となっています。

  • - 書名:『昭和が愛した言葉たち』
  • - 著者:栗山圭介
  • - 出版社:有隣堂
  • - 定価:2,420円(税込)
  • - 体裁:B6版・本文344頁
  • - ISBN:978-4-89660-259-3
  • - 発売日:2025年6月19日(木)
  • - 取り扱い:有隣堂各店(一部店舗除く)、全国の書店

本書を手に取ることで、昭和の言葉が持つ温かさやユーモアを再発見しましょう。


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