海外アニメファン735人が語る日本アニメの魅力や視聴実態

日本アニメに対する海外ファンの意識調査

2025年2月7日から12日にかけて、BEENOS株式会社は海外向け購入サポートサービス「Buyee」を利用する735名のアニメファンを対象に調査を実施しました。この調査では、海外における日本アニメの認知度や視聴形態について詳しく掘り下げています。

日本アニメの魅力

調査結果によると、海外アニメファンが日本アニメの魅力と感じているポイントは圧倒的に「ストーリー展開の面白さ」が87.2%を占めています。次に「魅力的な登場キャラクター」が86.7%、「映像の美しさ」が77%と続きました。また、36.2%が「独創的な世界観」と答えるなど、作品のクオリティが高く評価されていることが分かります。特に、日本のアニメは海外においても趣味として確固たる地位を築いていると言えるでしょう。

幼少期からのアニメ視聴

日本アニメに興味を持ち始めた年齢は「7～9歳」が最多で、全体の26.9%を占めています。この傾向は2024年の意識調査でも一貫しており、10代までにアニメに興味を持ったという回答者は91.9%に達しています。幼少期に親しむことができる日本のアニメは、趣味として根付きやすいことが裏付けられています。

お気に入りのアニメとキャラクター

最も好きな日本アニメとしては「新世紀エヴァンゲリオン」が1位でした。この結果は672件の自由回答から見出され、他にも「鋼の錬金術師」「ドラゴンボール」「ONE PIECE」といった作品が名を連ねています。キャラクターについては、最も人気が高かったのは「孫悟空」で、多くのファンが支持していることが明らかになりました。

視聴頻度と方法

日本アニメの視聴頻度に関しては、「週1～2回」が最も多く26.3%を占め、続いて「毎日視聴」との回答も19.5%。これを合算すると、75.2%ものアニメファンが週に1度以上は視聴していることになります。また、視聴媒体としては「Netflix」が62.0%で圧倒的な支持を得ており、記録媒体も37.3%の評価を受けています。