キヤノンが挑む印刷業界の未来
キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社(以下、キヤノンPPS)は、2025年4月11日に「Hunkeler Innovationdays 2025」に関するレポートセミナーを開催することを発表しました。このセミナーは、キヤノン株式会社本社内のCustomer Experience Center(CEC) Tokyoにて行われ、参加者にデジタル印刷市場の最新動向や、競争力を強化するためのポイントを解説します。
Hunkeler Innovationdays 2025とは?
「Hunkeler Innovationdays 2025」は、スイスのルツェルンで開催された印刷業界の先端技術や製品を紹介する重要なイベントです。2025年2月24日から27日にかけて行われ、多くの印刷関連企業が出展しました。キヤノンもこのイベントに参加し、特に注目されたのが「varioPRINT iX3200」とホリゾン製のデジタル印刷向け中綴じ製本システム「iCE STITCHLINER Mark V」をインライン接続で初めて展示したことです。この技術の紹介は、印刷業界における革新を象徴しています。
セミナーの内容
セミナーは3部制で、各セッションで異なる切り口から最新の印刷技術やビジネスモデルを掘り下げます。
第一部:兵藤伊織氏の講演
第一部では、一般社団法人PODiの理事であり、パラシュート株式会社の代表取締役社長を務める兵藤伊織氏を講師として招きます。兵藤氏は現地視察を通じて得た情報をもとに、Hunkeler Innovationdays 2025における革新的な技術や価値を参加者にわかりやすく解説します。
第二部:キヤノンPPSの最新情報
第二部では、イベントに参加したキヤノンPPSの社員が講師となり、展示された最新の印刷ソリューションや成功事例について詳しく紹介します。この部では、具体的なビジネス活用の提案も期待されています。
第三部:実機デモンストレーション
第三部では、「varioPRINT iX3200」や「ProStream 1800」などの最新機器のライブデモンストレーションが行われます。特に「Connect Works Manager R2」を用いた生産管理の手法など、実務に直結する情報が得られる機会です。
参加のおすすめ
このセミナーは、商業印刷や出版印刷業界に従事する方にとって、競争力を高めるための貴重な学びの場です。デジタル印刷市場の動向を把握し、今後のビジネスに役立てる情報が満載です。参加は無料で、定員は各部20名と限られていますので、早めの申し込みをおすすめします。
開催概要
- - 日時:2025年4月11日(金)
- - 午前の部:10:00~12:10(受付 9:30~10:00)
- - 午後の部:14:30~16:40(受付 14:00~14:30)
- - 会場:キヤノン株式会社本社事業所内 プラザ棟1F CEC Tokyo
- - 参加費:無料
- - 定員:各20名
- - 申し込み:キヤノンの公式ページ
営業やビジネスに関与する方々は、ぜひこの貴重なセミナーに参加し、業界の最新トレンドを掴んでください。