AyaseがMUSIC AWARDS JAPAN 2025でのクリエイター特別賞を受賞
2025年5月22日、音楽業界の注目イベント「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」にて、YOASOBIのAyaseさんが栄誉ある「クリエイター特別賞」を受賞しました。このアワードは、日本音楽著作権協会(JASRAC)が協賛し、国内最大規模の国際音楽賞として名を馳せています。
この栄誉の背景
Ayaseさんが受賞の対象となったのは、彼が作詞・作曲を手掛けた楽曲『アイドル』です。本楽曲は、2024年度の著作物使用料分配額で最も多くの収入を上げた楽曲として評価され、アニメ「推しの子」の主題歌としても広く親しまれました。アニメの人気に後押しされ、YouTubeや音楽配信サービス、さらにはカラオケなど、さまざまな媒体で楽曲が楽しませています。特に、ゲームやイベントでの使用により、多くのファンの心を掴んでいます。
JASRAC理事長の伊澤一雅氏がプレゼンターを務める中、Ayaseさんはその栄誉を受け取ることになります。
Ayaseのコメント
受賞に際し、Ayaseさんはその喜びを次のように語りました。「本当に嬉しいです。YOASOBIは二人で作り上げているので、ikuraの歌があってこその楽曲です。このような賞をいただけるのは、我々の楽曲が多くの方に愛されている証だと思います。これからも新たな挑戦を続けていきますので、応援よろしくお願いいたします。」
彼の言葉には、自身が手掛けた楽曲に対する深い愛情や、相方であるikuraさんへの感謝の気持ちが溢れています。この受賞は、彼らのキャリアにおけるさらなる飛躍を期待させるものとなっています。
クリエイター特別賞について
この「クリエイター特別賞」は、JASRACに著作権管理を信託している楽曲の中から、特に分配額が多い作品を表彰する新たな取り組みです。これは音楽クリエイターたちの作品と功績を社会に広めるため、大変意義深いものです。
JASRAC賞の歴史
JASRAC賞は1982年に創設され、その年における著作物使用料が高い作品を表彰するものです。これまで金賞、銀賞、銅賞があり、国内外の作品が対象となります。2025年には『アイドル』が2年連続で金賞受賞を果たすなど、その成功が続いています。
音楽クリエイターたちの活動を支えるJASRACは、今後もさらなる精力的な取り組みを進めていく意向を示しており、音楽文化の振興に一層寄与することが期待されています。
JASRACの理念と取り組み
一般社団法人 日本音楽著作権協会、通称JASRACは、音楽の著作権を管理し、その利用に対する許諾を行う専門機関として1939年に設立されました。著作権者に対し、正当に著作物使用料を分配することをその使命としており、これまでに85年以上にわたり、音楽文化の発展に貢献し続けています。今後もJASRACは著作権に関する啓発や研究を推進し、音楽業界の発展に寄与していく方針です。
これからのAyaseさんとYOASOBIの動向に、ますます期待が高まります。