オット新作アルバム
2025-02-07 16:04:02

アリス=紗良・オット、新作アルバム『フィールド:ノクターン全集』を発売!

アリス=紗良・オットの新作アルバム『フィールド:ノクターン全集』が登場



ピアニスト、アリス=紗良・オットが新たな音楽の旅に出る。彼女の最新アルバム『フィールド:ノクターン全集』が、2025年2月7日(金)にリリースされる。多彩な才能を持つオットは、ドイツと日本のルーツを持つピアニストとして、精緻な演奏と深い解釈で知られている。今回のアルバムでは、19世紀に生きたアイルランドの作曲家ジョン・フィールドのノクターン全18曲を収録し、その美しさと独自の特性を引き出している。

ジョン・フィールドは、ノクターンという形式を初めて作品にした作曲家として広く認識されている。彼の作品は、後の音楽家たち、特にショパンに多大な影響を与えたことで知られている。しかし、彼の死後、その名声は次第に薄れていった。オットはフィールドの音楽に再び光を当てるべく、2024年9月に日本での独占先行レコーディング・ツアーを実施し、その後ベルリンでの全集録音に挑んだ。

オットは、自身のSNSを通じて「フィールドのノクターンに取り組むことは、実に豊かな経験でした。この美しさに私は深い影響を受け、結果として私の音楽生活を大いに豊かにしてくれました。このアルバムを通じて、彼の作品に触れることで『ノクターン』の起源を知ってもらえたら嬉しい」とコメントしている。

この新作アルバムは、通常盤と初回限定盤の2形態で発売される。初回限定盤には、高音質のMQA-UHQ仕様に加え、4つのミュージック・ビデオが収録されたDVDが付属し、視覚でも音楽を楽しむことができる。ミュージック・ビデオは、テノール歌手のアンドリュー・ステイプルズによって演出されており、視聴者はオットの音楽の新たな一面を見ることができる。

さらに、アルバムの発売を祝して、日本時間2月7日22時からは「ノクターン第2番ハ短調」のミュージック・ビデオが、ドイツ・グラモフォンの公式YouTubeチャンネルでプレミア公開される。オット本人もライブチャットに参加する予定だ。続いて、2月16日にはオットが描く様々なノクターンの世界を体験できる50分間の映像作品『NOCTURNES』も配信される。

また、アリス=紗良・オットは2025年6月に来日し、日本各地での全国ツアーを予定している。このツアーでは、新作アルバムに収録された楽曲が中心に演奏される。観客は、オットの繊細で力強いピアノ演奏に魅了されることでしょう。

アリス=紗良・オットの多彩な経歴


アリス=紗良・オットは、1988年にドイツで生まれ、4歳からピアノを始めた後、2008年にドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、活躍の場を広げてきた。彼女は、幅広いジャンルで活躍し、さまざまなアーティストとのコラボレーションを展開しており、最近ではApple Music ClassicalのCMに出演し、ブランドとの強力な関係を築いている。

彼女の次なる挑戦として注目されるのは、2024-25シーズンにおけるロンドン交響楽団やカリーナ・カネラキス指揮バイエルン放送交響楽団との共演である。その中で彼女のために作曲された新たなピアノ協奏曲の初演にも期待が寄せられている。音楽だけでなく、映像やデザインの分野でもその才能を発揮しているオットの今後の活躍に目が離せない。

詳しい情報は、彼女の公式サイトや各種SNSで確認できる。


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