不思議な体験ができる!『かさねたもようがうごきだす!!レイヤーズアクト』
9月1日に小学館から発売された『かさねたもようがうごきだす!!レイヤーズアクト』は、視覚的な楽しさが詰まった新感覚のアートブックです。この書籍は、単なる視覚の刺激を超え、実際に手を動かしながら楽しむことができる「体験型の本」として、多くの人々に新しい遊びを提供しています。著者の石川将也さんがもたらしたこのユニークなコンセプトは、紙とフィルムを重ねることで生まれる「動く模様」の世界を体感させてくれます。
フィルムを重ねると現れる魔法の模様
本書では、用意されたフィルムを本の上に重ね、指先で動かすことで、模様がまるで命を吹き込まれたかのように動き出します。この瞬間、あなたの前に現れるのは映像でもCGでもなく、リアルな現象です。どの色や形の模様がどのように動くのか、確かに自身の手の中で起きることに興奮が約束されています。フィルムは全部で10枚もあり、それぞれには9つの模様が描かれており、好きな模様を選んで遊ぶことができます。さらには、模様を切り取って、ミニサイズのレイヤーズアクトとして楽しむこともできるので、遊び方の幅は無限大です。
U-NEXTとのコラボで新たな表現を
さらに、『かさねたもようがうごきだす!!レイヤーズアクト』はU-NEXTの新番組「うご工作」とのコラボレーションで、さらに進化を遂げています。「うご工作」は全てが動く新しい工作番組で、その中で石川将也さんが監督を務めています。この番組は、工作と科学を結びつけ、「作る楽しさ」を子供たちに届けることを目的としています。本書と連動することで、視聴者は映像で見た現象を自分の手で再現することができ、単なる視聴者から体験者へと変わります。
著者の思いと内面的な体験
石川将也さんは、この本を通じて「現象と対峙する時間」の大切さを伝えたいと語っています。この本が提供するのは、他人やSNS、キャラクターから切り離された純粋な体験です。この時間が、自己発見の場となり、あなたにとって新たな世界を拓く助けになってくれるでしょう。日常の中で、偶然見つけた不思議なものを観察するように、本書もまたあなたに新しい視点を与えてくれるに違いありません。
ぺぱぷんたすBOOKとは?
この書籍シリーズ『ぺぱぷんたすBOOK』は、毎号異なるアーティストによって創り出され、年齢に関わらず楽しむことができることを目的とした体験型ブックです。読むだけでなく、切ること・折ること・重ねることを通じて、紙の新しい魅力を見つけ出せます。このように、この本はアート、工作、科学が融合したユニークな体験を提供します。
結論
『かさねたもようがうごきだす!!レイヤーズアクト』は、ただの本ではなく、新たな発見と楽しみを与える一冊です。自身の手を動かし、視覚的な楽しさを実感することで、きっとあなたの創造力を刺激してくれることでしょう。この本を手に取ることで、遊び方を再考させられ、心躍る体験が待っています。興味のある方は、ぜひお試しください。