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新刊『様子を描くことばの辞典』がついに登場！

国語辞典の第一人者である飯間浩明氏が手掛ける新刊『様子を描くことばの辞典』が、2025年3月14日に株式会社ナツメ社から発売されます。これは、大変好評を博した『気持ちを表すことばの辞典』の続編として、多くの方々の期待に応える形でのリリースです。

918語を収録し、表現力を広げる一冊

本書には、918語という膨大な数の言葉が収録されています。第一部では「人・動物の様子」や「ものごとの様子」といった日常的な表現を716語、さらに第二部では「人生の場面の様子」や「季節・情景の様子」といった様々なシーンを表す202語が紹介されています。このように、読む人が身近に感じられる豊かな表現にフォーカスしています。

使いやすい構成と魅力的な例文

各見開きに1テーマが設定されており、8つのことばがまとめて掲載されています。それぞれの言葉には具体的な例文がついており、その言葉の微妙なニュアンスを理解する手助けをします。読者は様々な場面設定を通じて、想像力を掻き立てられ、もちろん書くことにも役立つでしょう。

また、百合の花や景色の挿絵も魅力の一つです。これにより、言葉だけでは伝えきれないビジュアル的なイメージも持つことができ、子供から大人まで利用しやすい内容になっています。

飯間浩明氏のコラムも見逃せない

この辞典には、著者である飯間浩明氏の魅力的なコラムも掲載されています。「命あるものの描写と命なきものの描写」や「季語でなくても季節感は表せる」といったテーマで、言葉を通じた様々な視点からの考察を楽しむことができます。現代の言語表現の豊かさや奥深さについて、より深く理解できる貴重な機会です。

著者について

飯間浩明氏は国語辞典の編纂者として、多くの辞典制作に関わってきました。1967年に香川県で生まれ、早稲田大学で国語学を学びました。特に、『三省堂国語辞典』の編集委員を務め、多くの言葉を現代の用例で扱う努力を続けています。著書には『知っておくと役立つ 街の変な日本語』や『つまずきやすい日本語』など、多数の実用書があり、広く知られています。

本書の詳細

新刊『様子を描くことばの辞典』はナツメ社が発行し、定価は1,540円（税込）です。四六判で256ページという内容で、手に取りやすく、学びやすい工夫が施されています。多様な表現を学びたい方や、クリエイティブな活動をしている方々にも大いに役立つ一冊となるでしょう。

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