株式会社幸楽苑(福島県郡山市本社)は、サスティナビリティ経営のさらなる推進を図るため、株式会社東邦銀行(福島県福島市本店)と提携し、脱炭素経営支援サービスを導入することを発表しました。この支援サービスは、東邦銀行が提供する「とうほう脱炭素経営支援サービス」の一環であり、東京海上ホールディングスの関連会社である東京海上スマートGXからも専門的な支援が受けられる予定です。
この取り組みでは、幸楽苑が目指す脱炭素の取り組みを「見える化」するために、「脱炭素宣言書」を通じて具体的な目標を掲げます。これにより、進捗を可視化することで、企業の環境負荷の軽減を実現し、社会的な企業価値を向上させることを狙っています。
【東邦銀行の役割】
東邦銀行は、地域経済の活性化と社会的課題の解決に向けて活動を実施しており、「サスティナビリティ宣言」を設立しています。この宣言をもとに、地域社会に貢献することを企業の目指す方向性としています。具体的には、預金業務や貸出業務に加え、省エネや再生可能エネルギーの導入なども推進し地域全体の環境意識向上を図っています。
【東京海上スマートGXの役割】
東京海上スマートGXは、2024年に設立される新会社で、脱炭素支援サービスの多様な開発と提供に取り組んでいます。企業が抱える様々な課題に応じて、省エネやコスト削減の提案、再生可能エネルギーの導入といったサービスを通じて、持続可能な地域社会の実現を目指しています。代表取締役社長の小川雅昭氏は、企業のニーズに応じたワンストップサービスを強調しており、今後の活動に期待が寄せられています。
幸楽苑は、今回の提携を契機に、さらなる脱炭素化を進め、顧客にも満足いただける商品やサービスの提供を続けていく意向を示しています。サステナビリティ経営は、今後の企業活動においてますます重要な要素となるでしょう。今後の展開から目が離せません。