横浜の子ども食堂
2025-09-11 09:10:27

子どもたちに芸術と美味しい食事を!横浜の活動5周年が感動のイベントに

子どもたちに芸術体験を 音楽と美味しい食事を提供する「子ども食堂とアート体験」



横浜市寿町・麦田町で活動している「子ども食堂とアート体験」が、2025年9月に5周年を迎えます。この取り組みは、認定NPO法人あっちこっちが2020年にスタートし、子どもたちにプロのアーティストと共に芸術を学ぶ機会を提供しています。毎月異なるアーティストが音楽、美術、ダンスなど多様な分野での講師となり、親子で楽しめるプログラムが展開されているのです。

特に印象的な5周年記念イベントは、10月7日の開催で、プロのピアニストと共に「ピアノの発表会体験」を通じて、楽器初心者の子どもたちが楽しく演奏に挑戦します。このように、芸術体験と食事を融合させることによって、子どもたちは新しい体験を通して感受性を高め、自分たちの可能性を広げることができるのです。

設立の背景と目的


このプログラムは、横浜市中区寿町という地域で、子どもたちに本物の芸術体験と手作りの美味しい食事を楽しむ場所を提供することを目的にしています。特に、経済的な理由や家庭環境によって体験機会が限られる子どもたちにとって、アクセスできる活動がないとされています。その声に応える形でこの活動が誕生したのです。

寿町には多くの保育施設や小学校が存在し、親たちが夜遅くまで働いている家庭も多く、子どもたちが栄養のある食事を摂れるか心配の声も上がっています。そこで、「子ども食堂とアート体験」を通じて、地域のニーズに応えることを目指しています。

アート体験の特徴


このプログラムでは、参加する子どもたちが自ら積極的に芸術体験に参加できる工夫がされている点が大きな魅力です。また、親子で楽しめる内容やアーティストと直接触れ合える機会があるため、子どもたちの感受性が豊かに育まれます。喧嘩やギスギスした家庭、孤立した環境にいる子どもたちにとって、こうしたプログラムは貴重な癒しの場になっています。

さらに、地域の団体と連携し、食事のメニューを考案する緩やかな援農サークル「にわとりぐみ」が調理を行っています。これにより食事の質が向上し、地域のこだわりが反映される美味しい料理が提供されます。子どもたちが芸術体験の後に楽しむ食事が、彼らの心を豊かにする要素となっているのです。

季節を感じられる楽しみ


「子ども食堂とアート体験」では、季節折々のテーマを設けてプログラムを展開。例えば春には新鮮な野菜を使ったちらし寿司を提供し、同時に春の歌を歌うことで、食とアートの両方から季節を感じてもらう工夫がされています。このような取り組みが、参加者にさらなる楽しみをもたらしているのです。

子どもたちからは「迫力のあるダンスを見られた」「美味しいご飯ありがとう」といった声が寄せられ、保護者からも「大切な価値観を学べる場を提供してくれることに感謝」といった感想が寄せられています。

未来に向けての想い


プロジェクトを運営している青木佑磨氏は、「ひとりでも多くの子どもにアート体験を届けたい」と語ります。芸術の楽しさを知ることができる機会を提供することが、子どもたちの感受性を高め、未来の文化を担うことにつながると信じています。

この活動を継続するために皆様の支援が必要です。少額の寄付から、子どもたちへのミニコンサートやおいしい食事を提供することに繋がるので、一緒に未来の文化を育てていくお手伝いをしていただければと思います。

「子ども食堂とアート体験」は、毎月1回、横浜市で開催され、中学生以下の子どもは参加費が無料。大人は500円で食事を楽しむことができます。芸術と食事で、楽しい時間を過ごせるこの活動にぜひご参加ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

関連リンク

サードペディア百科事典: 横浜市 子ども食堂 アート体験

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。