イベントやライブにおける物販の新たな形が、「EventOrder」というアプリによって進化を遂げています。運営会社の株式会社ALBAが提供するこのサービスは、最新のテクノロジーを駆使して行列を排除し、参加者に快適な体験を届けることを目指しています。2026年1月時点で会員登録者数が7万人を超え、ますますその注目度を高めています。
EventOrderの革新
「EventOrder」が提供する主な機能の一つが「レジスキップ機能(モバイルオーダー)」です。これは、来場者が自分のスマートフォンを使って即座に商品を注文し、決済を行うことで、物販列に並ぶ必要がなくなるというものです。これにより、参加者は自由な時間を持ちながら、グッズを楽しむことができるのです。
例えば、会場に到着したら自分の好きな場所で決済を済まし、商品が準備完了となった際には、QRコードを提示するだけで専用窓口で受け取れます。これにより、混雑や長時間の待機から解放され、イベントをより有意義に楽しむことができます。
業界の課題解決
昨今のイベント業界では、混雑による参加者の満足度低下や熱中症リスク、人手不足といったさまざまな課題が山積しています。「EventOrder」は、これらの問題に対してデジタル技術を駆使したソリューションを提供し、現場の負担を大幅に軽減しています。
具体的には、スタッフひとりあたりの対応時間を、従来の約90秒から20秒へと短縮することで、人員削減が可能になりました。これにより、1つのテントで管理できる待機列がほぼゼロに近い状況を作り出すことに成功しました。
大規模会場での成功事例
このこのシステムが実際に機能している例として、渋谷西武で行われたBLACKPINKのポップアップストアや、ドームクラスのコンサートにおいて大きな成果を上げています。特にドームクラスのイベントでは、テント5張りの設置で「長蛇の列なし」を実現するなど、その効果は明白です。
今後の展望
現在、「EventOrder」はPayPayドームやナゴヤドーム、日本武道館など、多くの大規模会場での導入が進んでいます。今後は「デジタル整理券」や「在庫連動」機能のさらなる強化を図り、イベント運営の持続可能性を高めるインフラとしての役割を果たしていく予定です。
このような進化は、ファンとイベントの相互の関係をより良いものにするだけでなく、運営側にもプラスの影響をもたらします。今後、「EventOrder」がいかにしてイベント物販の新しい形を切り開いていくのか、その動向に注目が集まります。