ErudAite、TGS2026に向けた新たな挑戦
東京を拠点にする株式会社ErudAiteは、2026年9月17日から21日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026(TGS2026)」にブース出展およびステージ登壇を決定しました。このイベントでは、最新の翻訳アルゴリズムv7.5を搭載したクリエイティブコンテンツ専用翻訳ツールが初めて公開され、来場者は実機を手に取ってその性能を体験できます。
クリエイティブコンテンツ翻訳の難しさ
日本が世界に誇るゲーム、アニメ、マンガなどのクリエイティブコンテンツは、翻訳の際に多くの課題を抱えています。それは、キャラクターの独自の口調や、一人称の使い分けが言語によって異なるためです。例えば、「俺」「僕」「私」といった一人称の使い方や、語尾でのニュアンスの違いは日本語特有のもので、他の多くの言語には直接対応するルールがないため、より精緻な翻訳が求められます。
加えて、ゲームの場合、テキストが前後の文脈に依存するため、翻訳の際に内容が断片的になってしまうことも。これにより、同じキャラクターが場面によってまるで異なるキャラクターのように発言してしまう結果も生まれます。固有名詞や用語の統一も手間がかかり、従来の翻訳作業では品質を安定させることが難しいのです。
AI翻訳がビジネス文書や技術文書で高精度を実現している一方、クリエイティブな内容では「意味は合っていてもキャラクターが死んでいる」という結果が多く見られます。
新たな翻訳エンジン「ErudAite v7.5」
TGS2026でお披露目される翻訳ツールには、ErudAiteの最新翻訳アルゴリズム「v7.5」が搭載されており、これまでのv7を基にクリエイティブコンテンツに特化して開発されています。この新しいエンジンは、キャラクターの口調や世界観に必要な用語体系、文脈を考慮しながら59の言語に対応。
ErudAiteのアプローチは、「AIが人間の翻訳を補助する」というものではなく、「人間の監督のもとでAIが翻訳を行う」というものです。一つ一つの訳語選択を人間に任せるのではなく、作品全体の文脈を理解した上でAIが翻訳を完遂し、翻訳者がその品質を監督します。これにより翻訳者の役割は、単なる作業者から作品全体の品質を見守るディレクターへと進化するのです。
TGS2026での展示内容
TGS2026のブースでは、来場者がv7.5を搭載した実機を試すことができ、自分のテキストやブースに用意されたサンプルコンテンツを使ってそのクリエイティブ翻訳の品質を体験可能です。
また、代表の飯田蔵土が登壇し、v7.5の開発思想やクリエイティブコンテンツ翻訳の未来についても熱く語る予定です。詳細は後日、公式ウェブサイト及びSNSで発表されるとのこと。
2年間の研究の結晶
今回のv7.5は、創業からの2年にわたる翻訳アルゴリズムの研究と技術開発の成果です。ErudAiteはこれまでに法人向けの翻訳エンジン「ErudAite PRO」、個人向けサービス「Stand By Me」、翻訳品質診断「CATER v2」など、多岐にわたる製品を展開し、翻訳の精度や透明性、品質保証の技術を積み重ねてきました。v7.5は、その上に新たに広がるクリエイティブコンテンツの領域を開拓するエンジンとして位置づけられています。
代表の発言
代表取締役の飯田蔵土氏は、「エルダイトの創業以来、ずっと作りたかったエンジンがついに完成に近づいています。このエンジンは、言語を超えてキャラクターが生きている翻訳を実現します。作品の世界観が、他の言語でも息づくことを目指してきました。この成果をTGS2026で皆さんに直接体験していただけることを心より楽しみにしています。ぜひブースにお立ち寄りください。」と話しています。
出展概要
- - イベント名:東京ゲームショウ2026(TGS2026)
- - 会期:2026年9月17日(木)〜21日(月・祝)
- - 会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
- - 展示内容:ErudAite v7.5搭載の翻訳ツールの実機展示、ステージ登壇
- - ブース番号:後日発表
会社概要
- - 社名:株式会社ErudAite(エルダイト)
- - 所在地:東京都中央区銀座1-22-11
- - 代表者:飯田蔵土
- - 設立:2024年7月
- - 事業内容:AI翻訳エンジンの開発・提供
- - URL:ErudAite公式サイト