卒業シーズン到来！楽天ブックスが選んだ名曲ランキング2025

楽天ブックスが発表する卒業ソングランキング2025

卒業シーズンが近づく中、楽天グループ株式会社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、ユーザーに向けた特別調査を実施しました。この調査では、6,104名の楽天ブックスユーザーが選んだ「年代別思い出の卒業ソングランキング2025」が発表され、世代ごとの心に響く楽曲が浮き彫りになりました。

調査結果サマリー

特に20代と30代では、合唱曲『旅立ちの日に』が首位に選ばれ、同じく定番楽曲『仰げば尊し』は全世代でのトップ10に君臨しました。この調査から、音楽視聴方法として「無料の動画サイト」や「CDを購入」といった選択肢が人気で、CDを購入する理由は「作品を手元に持っておきたいから」と多くのユーザーが回答しています。

各世代での楽曲の特徴

調査によれば、各年代ごとに異なる音楽の選択肢が見られます。20代と30代が選ぶ『旅立ちの日に』は、2007年にCMソングとして広まり、多くの卒業式で歌われてきました。この曲には、卒業式での感動的な思い出が詰まっており、涙ながらに歌ったというエピソードが寄せられています。

一方、40代ではスピッツの名曲『空も飛べるはず』が唯一のランキング入り。この曲は、1996年放送のテレビドラマ「白線流し」の主題歌で、懐かしい思い出とともに記憶に残っています。また、50代では尾崎豊の『卒業』が登場し、リアルな歌詞に共感した人々の心を捉えています。

60代以上では、イルカの『なごり雪』や山口百恵の『いい日旅立ち』が注目され、この世代で女性シンガーの楽曲が半数を占めるという結果となりました。年代を超えて愛されるこれらの楽曲は、多くの人々の心に残る思い出を形作っています。

卒業ソングと心温まるエピソード

調査では、自由回答形式で「卒業ソングにまつわる思い出」も尋ねられました。20代からは「卒業式で涙ぐみながら歌った」との声や「卒業式後に仲間とカラオケで盛り上がった」というエピソードが挙がります。50代からは、尾崎豊の『卒業』について「友人とレコードを聴いた」と語られ、60代からはイルカの楽曲を通じて「好きな人と再会できた幸せを思い出す」とのコメントもありました。

音楽の視聴方法とCD購入の理由

「どのように音楽を聴いていますか？」という質問に対し、全年代で「無料の動画サイト」や「CDを購入」が上位にランクインしました。特に20代では、43.9%の人が定額制音楽配信サービスを利用している一方、40代以上では20%未満に留まっています。また、CDを購入する主な理由は「作品を手元に持っておきたいから」が76.1%と高い数字を示しています。アーティストを応援したいという気持ちも49.5%の支持を集めており、音楽を楽しむ手段としてCDが依然として根強い人気を誇っていることが分かります。