キンコーズのデザイン部門が10周年を迎えた進化の軌跡と未来の展望

キンコーズ・ジャパン株式会社（以下、キンコーズ）は、2025年4月にクリエイティブデザインセンター（CDC）が10周年を迎えることを明らかにしました。この10年間、CDCは印刷会社の強みを生かしつつ、紙媒体にのみにとどまらない幅広いクリエイティブ業務を展開してきました。今や、パンフレットやポスターのデザインだけでなく、イベントブースの設計、動画制作、PowerPoint資料のブラッシュアップといった多様なサービスが提供されています。この印刷を起点としたトータルサポートは、法人企業のプロモーションや業務効率化において、他に類を見ない貢献を果たしています。

CDCの軌跡と進化

CDCは2015年に設立され、キンコーズの印刷サービスに特化したデザイン業務を扱うチームとしてスタートしました。設立以来、顧客の多様なニーズに応えるべく、デザイン業務は印刷用デザインから進化し、企画、構成、デザイン、制作、納品にかけてワンストップで提供できる体制を構築してきました。最近では、以下のようなニーズに応じたプロジェクトが増加しています。

- 展示会・イベントブースの空間デザインと施工管理
- 動画コンテンツ制作による商品理解促進や社内教育支援
- PowerPointやデジタル資料のビジュアル提案
- ロゴやイラストなどCI・VIの企画設計

分野ごとの専門知識を有するメンバーが集まり、社内の営業や生産部門と密接に連携を取りながら、柔軟な対応と高い品質を両立させてきました。こうした取り組みは、他のデザイン会社とは異なる視点で、企業のプロモーションや業務支援に寄与しています。

記念インタビューの公開

10周年という節目を迎え、CDCのメンバーによる記念インタビューが社内のWEBコンテンツ「We are Kinko’s」で公開されています。このインタビューでは、CDC設立時の思い、顧客ニーズの変化、そして印刷会社ならではのクリエイティブの価値についてなど、リアルな体験をシェアしています。特に、今後挑戦したいことや、次の10年に向けた展望も語られており、訪れる価値があります。
インタビュー記事はこちら

次の10年への挑戦

今後、ビジネスの現場で「伝える」力の重要性がますます高まっています。キンコーズは、これまで培った「プリンティング」という確かな基盤をもとに、デジタル変革やハイブリッドワーク時代における新しい表現手法として、空間設計や動画制作にさらに力を入れていく方針です。今後も、印刷を起点とするクリエイティブパートナーとして、顧客の課題解決に貢献することを目指しています。