Gakkenが新たに発表した算数支援教材で学ぶ「できる!」
教育出版社のGakkenは、特別支援教育の分野での新刊として『学びにくさのある子への算数支援』を2025年9月1日(月)に発売します。本書は、作者である井上賞子氏が現場で直面している指導事例を基に、算数が苦手な子どもたちへの具体的な支援方法をわかりやすく解説しています。
特別支援教育のニーズに応える
Gakkenは「特別支援教育はじめのいっぽ!」シリーズを展開し、学びにくさを抱える子どもたちのための教材を提供し続けています。これまでにも、『学びにくさのある子への読み書き支援』を発行しており、今回は算数に特化した内容が加わります。著者の井上氏は、通常学級の担任や特別支援学級の担任としての経験を活かし、学び手である子どもに寄り添った実践的な指導法を提示しています。
学びにくさを解消する指導法
算数の学習は基礎が非常に重要な科目であり、早い段階でのつまずきが後の学習に大きな影響を与えがちです。本書では、どのような場面でつまずいているのか、どのように支援していけば良いのかを詳しく解説し、具体的な事例を通じて実践的な支援方法を紹介します。
実践的な教材とアイデアの紹介
本書では、すぐに使える教材やアプリケーションも盛り込まれています。市販の教育グッズやデジタル教材など、幅広い情報が収録されており、教育現場で即活用できるアイデアが多数掲載されています。特別支援教育が必要な子どもたちが「できた!」と実感できる学びを促進します。
目次:
1. 算数の解決
- たし算・ひき算における具体的な支援法
- 九九やかけ算の理解を深める方法
- ひき算やわり算、文章題に取り組む際の支援の仕方
- 量や図形の理解をサポートするアプローチ
2. 算数の教具
- 下地教材や便利グッズについて
- ICT教材とデジタル教材の活用
このような内容からも明らかですが、本書は特別支援教育に携わるすべての方にとって必携の一冊となるでしょう。算数における「できる!」を実現するための強力なサポーターとして、多くの指導者に利用されることが期待されています。
詳細情報
著書: 『学びにくさのある子への算数支援』
著者: 井上賞子
定価: 2,420円(税込)
発売日: 2025年9月1日
判型: A5判・208ページ
電子版もあり。
本書への興味が湧いた方は、ぜひGakkenの公式サイトや各書店でのチェックをお忘れなく!