山崎ていじ、29年目の歌手活動をフルスロットルで
演歌歌手の山崎ていじが、2024年1月10日、通算22枚目のシングル『男一念』のヒットを祈願するため、三重県鈴鹿市にある椿大神社で特別な儀式を行った。元プロボクサーとしても知られる彼は、異色の経歴を活かし、歌手活動も29年目を迎えることとなった。この神社では過去に何度もヒット祈願を行っており、特に前作『ふたりで夢さがし』や前々作『追憶-北の駅』は成功を収めている。
厳しい天候の中での祈願
当日は大雪が降りしきり、強風によって周囲の景色も一変していた。しかし、山崎はファンやスタッフとともに和やかな雰囲気の中、本殿へ向かって歩んだ。椿大神社内には“芸能の神様”として知られる椿岸神社があり、祈祷が始まると彼の表情は一変。静かに目を閉じ、神主の祝詞に耳を傾けた。祈願が終わると、山崎はいつもの柔らかな笑顔に戻り、安堵の表情を見せた。
新曲『男一念』のメッセージ
その後、山崎は絵馬に『男一念』の大ヒットを願う言葉を書き込んだ。この新曲について彼は、「この曲は、人生は『枯れ木に花を咲かせるがごとく』一歩一歩前に進む、そんな男の生き方を歌った人生歌です」と語った。29年のキャリアを持つ彼ではあるが、このようなストレートな人生歌を歌うのは初めてだという。
山崎は「年齢的にも、こうしてどっしりした歌を求められる時期だと思っています。ゆったりとした自分らしい歌をじっくりと届けていきたい。」と、自身のスタイルに対する思いを表現した。加えて、「この神社には、29年前に歌手活動を始めた頃から何度も足を運んでいます。そして、毎回ここで勇気を貰っています。多くの方に応援してもらえるようになり、秋には30周年を迎えます。この曲が大ヒットして、新たな夢をつかみたいと思っています。」とも述べた。
放送情報とCDリリース
山崎ていじのヒット祈願の模様は、2024年1月15日(水)17:40から三重テレビ「Mie ライブ」で放送される予定だ。また、新曲『男一念』は2024年1月29日(水)に発売され、価格は1,500円(税込)となっている。作詩はさわだすずこ氏、作曲は弦哲也氏によるもので、注目の一曲だ。
新たな挑戦と30周年に向けた心の準備が整った山崎ていじ。今後の彼の活躍に期待が寄せられる。