WOWOWとstudio15が進める新しい映像プロジェクト
日本の映像業界での革新が進む中、株式会社WOWOWとstudio15株式会社が手を組み、縦型ショートドラマ領域で新たな試みを開始すると発表しました。この協業により、両者が持つノウハウを最大限に活かし、映像ビジネスのさらなる可能性を追求していきます。
事業検証の軌跡と展望
このプロジェクトの目的は、SNSTiktokをはじめとするプラットフォームでのショートドラマ作成を通じて、視聴者との新しい接点を築くことです。studio15が制作したショートドラマ「ドラマみたいだ」は、累計再生回数が4億回を突破し、その実績をもとに短尺コンテンツの設計・運用力を活かします。これにWOWOWのオリジナルドラマ制作で培ったノウハウを加え、平成の要素を現代に再構築した作品をお届けする予定です。
令和の時代に蘇る平成
プロジェクトの第1弾として展開される作品のテーマは「平成レトロ」。音楽、ファッション、会話等、平成時代の文化を現代の視点で再構成し、懐かしさと新しさの両方を感じられるドラマを提供します。キャストには、TikTokで260万人以上のフォロワーを持つ若手クリエイターたちが参加し、現代の若者と共鳴する作品を目指します。
配信スケジュールと詳細
「平成みたいだ」というタイトルでスタートするこのアカウントは、2025年7月18日(金)18:00より配信が開始されます。主要な配信プラットフォームは、TikTok、Instagram、YouTube、X、LINE VOOMの5つ。投稿は週に2回を予定しており、視聴者に継続的に楽しんでもらえるコンテンツを提供します。
新たな挑戦「話課金ドラマ」
今後のプロジェクトとして、2弾目である「話課金ドラマ」の展開も計画されています。このスタイルは、視聴者が物語を各話単位で課金して楽しむもので、マンガアプリなどで浸透している形式を映像コンテンツに応用したものです。2025年中には複数のタイトルを配信する予定で、視聴者がより柔軟に、そして気軽に楽しめる映像体験を提供していくことを目指しています。
studio15について
studio15は2019年に設立され、300組のクリエイターを抱え、総フォロワー数は約1.4億を誇るプロダクションです。これまでに、約300社のTikTokプロモーションを支援し、自社のショートドラマ「ドラマみたいだ」はSNSでの大ヒットを記録。この業界での実績を基に、Z世代にも響くコンテンツ制作を推進しています。
公式ウェブサイト:
studio15
この新しいプロジェクトがどのように展開されるのか、今から楽しみですね。