韓国の人気絵本『がんばれ！ビニールてぶくろくん』がついに日本上陸

韓国の人気絵本、日本上陸！

2025年8月20日に、株式会社大和書房から『がんばれ！ビニールてぶくろくんてぶくろしょうがっこうのキャンプ』が発売されることが決定しました。この絵本は、弱虫なビニールてぶくろくんの成長を描いた物語で、韓国の国語教科書にも採用された人気の作品です。

物語の魅力とは？

本作は、シリーズ展開されており、すでに計6作、累計で15万部以上の売上を記録しています。物語の舞台は小学校で開催される「ほしあかりキャンプ」。お友だちが楽しみにしている中、ビニールてぶくろくんだけがトラブルを心配して気分が乗りません。しかし、キャンプ当日、彼は仲間たちのために奮闘し、成長する姿を描いています。この過程で、友情や勇気の大切さが伝わり、読み手の心を捉えます。

ビニールてぶくろくんをはじめ、仲間のてぶくろたちもそれぞれの個性を持ち、物語を彩っています。豊かな表情や感情が描かれており、子どもたちだけでなく、大人でも思わず共感してしまうでしょう。

著者ユ・ソルファの経歴

著者のユ・ソルファさんは、最初に児童書の挿絵作家として活動し、2014年には『スーパーかめ』で絵本作家としてデビュー。その後、2020年には続編『スーパーうさぎ』を刊行し、どちらも多くの支持を得ました。さらに、2024年にはこの作品を基にしたミュージカルが好評を博しました。

近年は、子どもたちの悩みや葛藤、成長をテーマにした「てぶくろしょうがっこう」シリーズを多数発表しています。『がんばれ！ビニールてぶくろくん』はその中でも特に注目されている一作です。