阿部智里の新作『皇后の碧』が第39回山本周五郎賞の候補に
第39回山本周五郎賞の候補作として阿部智里の新作『皇后の碧(みどり)』がノミネートされ、読者や書店関係者から大きな注目を集めています。阿部智里は、累計240万部を突破した「八咫烏シリーズ」で知られる人気作家で、新作も期待通りの美しい精霊ファンタジーとして仕上がっています。この選考会は、来る5月14日から始まる予定です。
後宮に隠された秘密とは?
『皇后の碧』は、少女ナオミが風の精霊を統べる皇帝シリウスから「私の寵姫になってみないか?」と誘われるところから始まります。シリウスの後宮には既に皇后と愛妾が存在し、皇后の瞳の色に共鳴する緑の宝石「皇后の碧」を身に着けた彼は、ナオミにさまざまな試練を与えるようです。
物語が進むにつれて、ナオミは後宮が抱える深い秘密を理解し始めます。彼女が自らの立場を確かめる中で、誰が味方で誰が敵なのかを見極める難しさが浮かび上がるのが本作の魅力です。
この新しい物語は、ミステリー要素がありながらも、ファンタジーとしての壮大な世界観を楽しめる作品となっています。彼女が一体何を感じ、何を思うのかに、読者は心を虜にされることでしょう。
読書メーターのランキングでも注目
もう一つの嬉しいニュースとして、読書メーターの「読みたい本」ランキングの単行本部門で、月間1位を獲得したことが報告されています。これに対するSNS上のコメントも上々で、「最高」や「予想を超えた」といった高評価が寄せられています。
書店員さんたちも「一気読みした」や「ラストに驚きの展開があった」といった興奮の声を寄せています。作品の世界観やキャラクターに対する愛着が強く感じられるようで、多くの人がこの物語の中に没頭しているようすが伺えます。
物語の特徴的なキャラクターたち
『皇后の碧』には、シリウスやナオミ、そして皇后イリスや火の精霊フレイヤなど、魅力的なキャラクターが多数登場します。彼ら各自の個性が物語を引き立て、どのようにして互いに絡み合いながらストーリーが展開していくのかが期待されます。
作品の装画や挿絵は、イラストレーターkokunoによって描かれており、その美しさも物語の魅力の一つとされています。キャラクターたちの美しさや物語の壮大さは、読者の心を引きつけてやまないのです。
阿部智里の想い
著者の阿部智里さんは『皇后の碧』を執筆するにあたり、「自分の好きなものを盛り込んだ作品に仕上げた」と語っており、作品に対する情熱が感じられます。また、完成までに時間がかかったことを反省しつつも、最終的な形に満足しているとも述べています。読者たちにも「好き」が詰まった物語であることを願っているようです。
書籍情報
『皇后の碧』の詳細な情報は以下の通りです。
- - 著者名: 阿部智里
- - 発売日: 2025年5月29日
- - 定価: 1,980円(税込)
- - ISBN: 978-4-10-355951-1
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新たなファンタジーの扉が開かれる『皇后の碧』。その魅力を乞うご期待!