理想の本棚とは
2025-12-25 11:52:23

芥川賞作家と文芸評論家が語る理想の本棚とは?

芥川賞作家と文芸評論家による特別対談



2026年1月号の「芸術新潮」では、文芸評論家の三宅香帆氏と芥川賞受賞作家の九段理江氏が巻頭対談を行いました。タイトルは「のぞく、訪ねる、くつろぐ愛でたい本棚」。この特集では、本にまつわるさまざまな魅力を探っていきます。特に注目すべきは、九段氏と三宅氏の共通点――どちらも本を読むために会社勤めを辞めたという点です。彼らは、本を読むことを最優先にした人生の選択を果たしてきました。

対談が始まると、九段氏は「高校時代のアルバイトの経験から、本が読めないことに気づいた」と話し始めました。この問題に真摯に向き合った三宅氏のベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』に感謝の意を表し、読者にとって本が何よりも大切な存在であることを強く訴えました。

彼らの対談のテーマは「理想の本棚」と「本が出てくるおすすめの本」の二つ。自身の本棚の話から、読者におすすめしたい本のリストまで多岐にわたり、さまざまな本の魅力を語りました。また、二人の“読書狂”ぶりが光る内容となっていて、読者にとって一冊の本を巡る世界の広がりを感じさせます。

理想の本棚の追求



ここで興味深いのは、二人が語り合う本棚の理想像です。九段氏は「本棚はただの収納ではなく、思考のトレーニングの場」と語り、一方で三宅氏は「本棚は自分の趣味を反映したパーソナリティの象徴」であると強調しました。彼らは、お互いの本棚に対する考えや、どんな本が並ぶべきかについて熱心に意見を交わし、まさに本好きのための対談となりました。

さらに、二人はそれぞれ6冊のおすすめ本を挙げ、その内容や魅力を存分に語りました。選ばれた本たちはそれぞれの個性が光り、まさに「愛でたい本棚」と呼ぶにふさわしいラインナップが揃っています。

ブックカフェや書店の魅力



特集では、二人が訪れたいブックカフェや独立系書店といった新たな文化的拠点の魅力も紹介されています。デジタル化の影響で多くの町の本屋が姿を消す一方、新たな独立系書店の誕生が続々と続いています。このような変化を経て、各地の公共図書館も進化を遂げています。本特集では、訪問したいブックカフェや美術家の書斎、さらに新たにオープンするブックホテルなど、魅力的な空間が盛りだくさんです。

2026年新春号の「芸術新潮」は、ただのブックガイドではなく、読書への情熱を再確認させる一冊となることでしょう。温かみのある本に囲まれた空間で、心地良い時間を過ごすヒントが詰まっています。ぜひ、新年のスタートにふさわしい一冊を手に取ってみてはいかがでしょうか。

編集部からのメッセージ



この特集を通じて、読者の皆様には読書の楽しさを改めて感じていただければと思います。それぞれの本棚には、無限の可能性が広がっています。

「芸術新潮」2026年1月号は、12月25日より発売されます。定価は1,700円(税込)。どうぞお楽しみに!


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