Studio Azuki始動
2025-07-02 10:56:15

新たなアニメスタジオ「Studio Azuki」が誕生、グローバルな展開を目指す

「Studio Azuki」の誕生とその目的



コミスマ株式会社(以下、コミスマ)、Azuki Labs(以下、Azuki)、および株式会社ゼノトゥーン(以下、ゼノトゥーン)が提携し、米国において新たなアニメスタジオ「Studio Azuki」を設立することが決定しました。この新しいスタジオでは、革新的なプロデュース方法で新オリジナルIPや既存のIPのアニメ化を進行し、グローバルな市場での事業展開を目指します。

Studio Azuki設立の背景



アニメやマンガを中心としたIP開発において、コミスマはその確固たる地位を築いています。アニメの視聴環境が急速にデジタルプラットフォームへと移行し、多様なアクセスが可能になったことで、日本のアニメ産業には新たな成長機会が訪れました。この機会を捉えるために、コミスマは国境を越えて人気IPを生み出すべく、北米市場と日本を結ぶ新たなスタジオ「Studio Azuki」の設立に踏み切ったのです。

このスタジオは、Azukiが掲げる「Anime 2.0」というビジョンを実現するためのプラットフォームであり、クリエイターとファンを直接つなぐことで次世代のアニメコンテンツを生み出すことを目指しています。Azukiは、海外向けのアニメコミュニティプラットフォーム「Anime.com」や、アニメ支援トークン「Animecoin」も立ち上げており、彼らのアプローチによりアニメ制作の新しいスタイルが提案されているのです。

各社の役割



Studio Azukiでは、AzukiのIPだけでなく、ゼノトゥーンが持つ作品や他のIPの企画もプロデュースしていきます。ゼノトゥーンは、SNSファーストのアプローチで2D・3Dアニメ制作に取り組んでおり、最近では安田現象と呼ばれるクリエイターファーストのスタジオネットワークを構築しています。これにより、新たなアニメ制作の流れを生み出すとともに、幅広い視聴者に向けた作品を展開します。

ウエストブルック社との提携



さらに、Studio Azuki設立に際して、米俳優ウィル・スミス氏が指揮するウエストブルック社との戦略的パートナーシップも構築されました。この提携により、Studio Azukiのアニメプロデュースの力とウエストブルック社のハリウッドネットワークを最大限に活かし、次世代アニメのグローバル発信を目指します。

ウエストブルック社のCEO、Kosaku Yada氏は、「Studio Azukiとの業務提携は、心をつなぎ、国境を越えて人々の心に響く物語を伝えるための大きな一歩」とコメントし、新たなストーリーテリングの可能性を感じていることを示しました。このスタジオは本物のストーリーテリングとイノベーションを融合させることで、世界に影響を与える作品を発表していきます。

各社の代表のコメント



スタジオ設立に向けた各社の意気込みも聞かれています。コミスマの佐藤光紀社長は「アニメの制作を通じて日本のクリエイティブの力を信じ、優れた作品を世に送り出していく」と意欲を示しました。Azukiのコンテンツ責任者、Feb Tea氏は、「クリエイターとファンのつながりを強化し、新たなアニメ制作のプロセスを構築していく」とのビジョンを語ります。

ゼノトゥーンの川瀬好一氏は、3社の連携が「アニメ制作の民主化を進める可能性を秘めている」と語り、新たなアニメの歴史を共に刻んでいく意志を強調しました。

まとめ



「Studio Azuki」の誕生は、03社が持つ豊かな経験と専門性を活かし、新しいアニメ制作の形を模索する試みです。今後このスタジオから生み出される作品が、国内外の多くのファンに愛されることを期待しています。アニメの未来を見据えた新たな挑戦が、どのように進展していくのか、今後の情報に注目です。


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