クリエイター支援の新星「Xfolio」が2025年度グッドデザイン賞を受賞
東京都千代田区に本社を構えるLink-U Technologiesが開発した創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」が、公共財団法人日本デザイン振興会主催の2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、デザインによって社会や生活をより豊かにする取り組みを評価するもので、56年以上にわたる歴史を持ち、国内外で非常に高い権威を誇ります。本記事では、受賞の背景やクロスフォリオが提供する価値について詳しくご紹介します。
グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合デザイン評価制度で、対象となる製品やサービスの優れたデザインを認定し、社会における意義を高めることを目的としています。受賞シンボルの「Gマーク」は、一般市民にも広く親しまれており、認知度の高さが特徴です。今回、クロスフォリオは「ポートフォリオ中心型プラットフォーム」として受賞しました。
クロスフォリオの特色
2022年2月にサービスを開始したクロスフォリオは、クリエイターが自立した活動を支援することを目的としています。特に「すべてのクリエイターに、スポットライトを。」というコンセプトのもと、ポートフォリオ作成から販売機能、ファンコミュニティの運営まで、多様な機能を自由に組み合わせて利用できます。
現在、クロスフォリオは累計28万人以上の会員を抱え、170万作品が投稿されているなど、多くのクリエイターに愛されるプラットフォームへと成長しています。特に、2024年9月には個人作家向けの電子書籍配信サービス「クロスフォリオ出版」を設立し、130以上の電子書店への流通をサポートしています。
デザインの工夫と技術的特長
クロスフォリオのデザインは、クリエイターが直感的に使えることを重視して設計されています。作品の世界観を最大限に表現できる柔軟性と、使いやすさを両立したUI/UXを提供しています。その一環として、2025年3月には特許を取得した独自の検索機能を導入。この機能により、クリエイターごとに異なる体裁のポートフォリオを一元的に検索できるため、作品の発見性が大きく向上しています。
プラットフォームの成長を支えるメンバー
クロスフォリオの成功は、開発チームの尽力無くしては語れません。プロデューサーにはBookLiveの横田容啓氏、ディレクションにはビーラッシュの笠井昭彦氏、Link-Uグループの土屋達示氏など、多彩な専門家が参加しています。彼らの協力によって、技術的かつデザイン性に優れたプラットフォームが実現しました。
受賞の意義と将来展望
審査員からも高く評価されたクロスフォリオは、クリエイターのニーズをしっかりと捉えた機能を有し、マネタイズの促進にも寄与しています。今後もサービスを拡張し、新たなクリエイターエコノミーの時代において、さらなる成長が期待されます。Link-U Technologiesは、引き続きクリエイターとファンの双方がより良い体験を得られるよう取り組んでいくと強調しています。
クロスフォリオの利用方法
利用は簡単で、公式サイト(
Xfolio)にアクセスすることで、クリエイター向けの機能や一般ユーザー向けの機能を最大限活用できます。特にクリエイターはポートフォリオの作成や販売機能、SNS機能を活用して、リアルタイムでファンとの交流が可能です。
まとめ
Xfolioは、現代のクリエイターにとって必要不可欠な支援を提供するプラットフォームです。新たなビジョンを持ったこのサービスは、今後もクリエイターたちの活動の場を広げることに貢献していくでしょう。今回の受賞を機に、さらなる進化を遂げるクロスフォリオに注目です。