世界を読み解く新しい視点
地理を学ぶことで、経済ニュースの本質が見えてくる―そんな視点から人気を集めた『経済は地理から学べ!』が待望の全面改訂版として登場します。著者は地理講師の宮路秀作氏。この新しい本は、2025年4月23日にダイヤモンド社から発売される予定です。
従来の内容を最新のデータで更新
本書は、過去8年間の国際情勢を盛り込んだ内容に刷新されています。具体的には、ロシアによるウクライナ侵攻、イギリスのEU離脱、さらには新型コロナウイルスの影響など、最近の出来事を基にした新たな解説が加えられています。このように非常にダイナミックな時代背景を踏まえ、経済と地理の密接な関係について探求します。
「なぜトランプ大統領は強いアメリカを目指すのか?」、「土地がなく資源も乏しい日本が経済大国となった理由は?」、「電気自動車の急速な普及が意味するものは?」といった問いかけを通じて、読者は地理がもたらす深い理解のヒントを得ることができるでしょう。
独自の視点で現代世界を解析
本書では、著者が持つ「立地・資源・貿易・人口・文化」という5つの切り口から現代の経済状況を多角的に分析します。これにより、読者は地理の重要性を実感しながら、自らの未来を見通すための知識を得ることができるのです。特に、経済ニュースを理解するスキルが向上する点が大きな魅力です。
目次の一部紹介
- - 序章: 経済をつかむ「地理の視点」
- - 第1章: 立地 - 地の利で読み解く経済戦略
- - 第2章: 資源 - 奪い合いが生む悲劇
- - 第3章: 貿易 - 世界中で進行する駆け引き
- - 第4章: 人口 - 未来を見据えた予測
- - 第5章: 文化 - 衣食住の地域性の成り立ち
そのほか巻末には、統計の面白さを引き立てる「背景がわかれば、統計は面白い」といった資料も付属しています。
宮路秀作氏の魅力
宮路氏は代々木ゼミナールの地理講師であり、これまで数多くの講演やセミナーを通じて「地理の面白さ」を発信してきました。生徒からの評価も高く、90%以上が「地理を学んでよかった」と応える圧倒的な人気を誇ります。彼の著書は、これまでに30冊以上に達し、地理学の重要性を広める貢献を果たしています。
まとめ
『経済は地理から学べ!【全面改訂版】』は、ただの地理本ではありません。現代の経済や国際情勢を理解するための「地理学」の決定版として位置付けられています。経済ニュースを深く理解したい方、国際情勢に興味を持っている方には必見の一冊です。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
著者:宮路秀作
定価:1,870円(税込)
発売日:2025年4月23日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判・並製・328頁
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