川﨑宗則が語る大谷翔平のバッティングフォームの秘密とは?
元メジャーリーグ選手であり、現在は野球のコメンテーターとしても活躍する川﨑宗則さんが、6月8日の『ABEMAスポーツタイム』に出演し、大谷翔平選手の異常とも言える打撃フォームについて詳しく解説しました。この放送では、川﨑さんが大谷選手に特筆すべき点があることを強調しつつ、その理由を解き明かしました。
大谷選手の打撃フォームの特徴
川﨑さんは、大谷選手がバットを構える際の「左ひじの高さ」に注目しました。「彼のひじが非常に高いのは、パワーを生むから。これができるのは、MLB選手に多く見られるスタイルですが、ミスショットや三振のリスクも高まります」と説明。大谷選手は体重移動をほとんどせず、ボールを引きつけることができるため、高いひじの構えでも問題ないとのことです。
さらに、「左手首の向き」にも特別な意味があると指摘。「打った時には手首が上を向くことが重要で、インパクトの瞬間を考慮してこのような構えを取っています」と付け加えました。
川﨑さんは、自身の経験から「このフォームを真似しようとすると、間違いなくケガをする」と話し、それほど特異で危険なものであることを示唆しました。さらには、「革新的な打ち方のため、関節の柔らかさが求められる。普通の選手が試みるには無理がある」と大谷選手を称賛しました。
交流戦初の野手MVPの回顧
また、川﨑さんは自身が2008年に交流戦史上初の「野手MVP」に輝いたことを振り返りました。「普段対戦しない球団との対戦は本当に楽しかった。素晴らしい選手を見ることで、自分のテンションも上がり、意識せずに良い成績を残した」と懐かしむ様子が印象的でした。
交流戦という特別な舞台に立つことで、自身が持つポテンシャルを最大限に引き出せた体験について話し、聖地・阪神甲子園球場に立てたことも喜びの一要因と語りました。
新たな挑戦「フットゴルフ」
同番組では、アイドルグループ「僕が見たかった青空」のメンバーが参加する「フットゴルフ」の企画も少し紹介されました。波乱を呼ぶ悪天候にもかかわらず、彼女たちが奮闘する様子が描かれ、結果や彼女たちの成長にも大きな注目が集まりました。
まとめ
川﨑宗則さんが語る大谷翔平選手の打撃フォームの解説は、単なる技術の話を越えて、野球に対する情熱や学ぶことの楽しさを再認識させてくれるものでした。この番組は、ABEMAにて無料配信中ですので、見逃した方はぜひチェックしてみてください。新しい視点からプロスポーツの魅力を感じられること間違いなしです!