月刊『正論』7月号が発売
今月、月刊『正論』7月号が産経新聞社から発行されます。これは日本の針路を考える論壇誌として知られ、本号では特集「皇位継承の論理」が掲載されています。この特集は、読売新聞が女性宮家の創設や女性皇族に関する提言を行ったことに対する批判から始まっており、麗澤大学の八木秀次教授はその社説に対して「読売新聞は0点」と厳しい評価を下しています。
この皇位継承問題は、現在の保守論壇における重要な論争の一つです。本号の特集では、八木教授のコメントに加え、竹田恒泰氏が読売新聞に対して提言撤回を求める意見を述べています。また、阿比留瑠比氏は「国家を揺るがす読売新聞の乱」というタイトルで、読売新聞が行った提案の影響力を懸念しています。さらに、百地章氏は野田佳彦首相の意見を批判し、皇位継承問題における「男系」をめぐる議論に切り込みます。倉山満氏も、先例が皇位継承の原則であると主張しています。
日本保守党の続投宣言
本号では、保守論壇のキーパーソンである「日本保守党」の河村たかし共同代表の続投宣言も掲載されています。保守の立場から、今後の政治運営に関する意気込みが語られており、読者の関心を引きます。
中国との関係についての論考
他には、評論家の石平氏、静岡大学教授の楊海英氏、矢板明夫氏による鼎談「中国〝解体〟論」が注目を集めています。これにより、中国との関係についての様々な見解が示され、知識人たちの意見を通じて日本の立ち位置が考察されます。
その他の注目内容
月刊『正論』7月号には様々な記事が含まれており、たとえば葛城奈海氏が提起した日航機墜落に関する陰謀論や、大竹直樹氏の沖縄メディアへの批判など、多岐にわたるテーマについて鋭い視点が展開されています。さらに、参議院議員である西田昌司氏が「ひめゆりの塔」に関する発言の真意を語り、石平氏、楊海英氏、矢板明夫氏による中国の動向に関する意見が交わされます。
本号の編集人は菅原慎太郎氏で、発行人は堀洋氏です。
月刊『正論』は950円(税込)で書店で購入可能で、年額10,080円の定期購読も受付中です。この機会に保守論壇の論争に触れてみませんか。