現代社会に生きる私たちは、慢性的なこりや痛み、倦怠感に悩まされることが多いです。これらの不調は、意外にも私たちの脳内に描かれた身体の地図、つまりボディマップに起因していることが明らかになっています。そんな背景を踏まえて、株式会社主婦と生活社が新たに発売する書籍『ボディマップトレーニング心と身体が整う無意識姿勢矯正メソッド』が注目を集めています。この本は、9月19日に発売される予定です。
ボディマップトレーニングとは
著者の葉坂多壱貴さんは、長年医療や福祉の現場で培った経験を基に、脳と身体をつなぎ直すボディワークの新しいアプローチを提案します。彼自身、重度の身体障害を乗り越えた経験から、誤った身体イメージがどれほど身体の不調を引き起こすかを身を持って知ることになりました。そこで編み出されたのが「ボディマップトレーニング」です。このメソッドは、脳が保持する誤った身体のイメージを正しくアップデートし、しなやかで軽やかな身体と心を取り戻すためのものです。
新しい身体への3ステップ
本書は以下の3つのステップから構成されています。
1.
セルフリリース(自分を緩める・癒す)
2.
ボディマップトレーニング(自分を整える)
3.
エクスパンショナルエクササイズ(自分を鍛える)
この流れに沿って進めていくことで、従来の筋力トレーニングやストレッチでは難しかった根本的な姿勢改善が実現します。最初に余計な緊張を解放し、次に正しい姿勢や動作を再学習。最後に身体をより強化し、心身ともに健康を促進する動きで締めくくります。
QRコードによる動画解説が魅力
本書では、すべてのエクササイズにQRコードが付いており、スマホを使って簡単に動画解説を再生できます。これにより、正しい動きを確認しながら安全にトレーニングに取り組むことが可能です。自宅で手軽に学べるのは大きな魅力と言えるでしょう。
10分間のトレーニングで心身すっきり
特に忙しい現代人でも続けやすい、1日わずか10分のトレーニングで焦点を絞ったメソッドが多数紹介されています。姿勢が整えば呼吸が深くなり、代謝や血流が改善。さらに、メンタル面にも良い影響を与えることが期待されます。身体のケアと心のリセットを同時に行う、まさに新しい知的トレーニングと呼べる内容です。
著者の背景
葉坂多壱貴さんはムーブメントセラピスト協会の代表であり、自らの経験を元にボディマインドコネクションを基盤としたムーブメントセラピーを創始しました。重度の椎間板ヘルニアと腸捻転からの回復を経て、多様な技法を用いた身体教育を推進しており、特に西海岸式ピラティスの流れを取り入れたトレーニング法が特長です。現在、東京の表参道と大阪の梅田を拠点に幅広く活動しています。
この書籍は、これまでいろいろな方法を試しても身体の不調が解消されずにあきらめていた方々に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。詳細は主婦と生活社のHPや、Amazon・楽天ブックスでも確認できます。身体の健康と心の平穏を取り戻すための第一歩を、今すぐに踏み出してみませんか?