絵本作家の鈴木のりたけさんが手がける「大ピンチずかん」シリーズは、子どもたちに「大ピンチ」をユーモアたっぷりに描くことで、身近な困難を楽しく学ぶ作品として多くの支持を集めています。この度、2025年の年間ベストセラーで総合1位を獲得したのは、今年の4月に発売された『大ピンチずかん3』です。書店やオンラインショップの調査によると、この作品は「トーハン調べ」でも「日販調べ」でも、児童書部門で見事1位を獲得しています。
さらに、2025年11月26日には待望の新商品『大ピンチずかんカルタ!』が発売されます。これは、シリーズの愛らしい内容をカルタの形にしたもので、家庭や友だちと楽しむことができるゲームとして注目を集めています。特設サイトや公式Instagram、Xでの情報発信も行っているので、ぜひチェックしてみてください。
「大ピンチずかん」シリーズは、前作たちと合わせて220万部以上を売り上げており、誰にでも経験のある「大ピンチ」をユーモアのある視点で描いています。その内容は、小さなピンチから始まり、徐々にレベルが上がっていくため、子どもたちが成長と共に共感できるような内容になっているのが特徴です。学校や家庭での読み聞かせはもちろん、子どもたち自身が手に取って楽しむ姿が目に浮かびます。
新作の『大ピンチずかんカルタ!』には、絵札と読み札がそれぞれ100枚ずつ収められており、計200枚という充実の内容となっています。絵札の表にはおなじみのイラストが描かれ、裏面にはそのピンチのレベルが明記されています。ピンチレベルは1から100まであり、カルタあそびをしながら、様々なオリジナルの遊び方を考えることもできるでしょう。読み札の裏側には絵合わせパズルの要素があり、どんなイラストが隠れているかは実際に遊んでみるまでのお楽しみです。ファンの間では、絵本には載っていないひとつのピンチの存在が噂として広まっており、それが実際に何であるかを考えるのも楽しみの一つとなっています。
このシリーズは、鈴木のりたけさん自身が1975年に静岡県浜松市で生まれ、グラフィックデザイナーから絵本作家へと転身した彼のこれまでの経験が活かされている作品でもあります。受賞歴も非常に豊富で、彼の作品は数々の絵本賞を受賞し、常に新しい話題を届けています。
今後も「大ピンチずかん」シリーズは、子どもたちにとって心に残る一冊として、また家庭で楽しむゲームとして、さらなる人気を誇ることでしょう。この機会に、シリーズのすべての作品を手に取って、ピンチを楽しむ準備を整えましょう!