能登半島を応援する小説『あえのがたり』、早くも重版決定!
2024年1月22日に発売されたチャリティ小説『あえのがたり』が、なんと早くも重版されることが決まりました!このプロジェクトは、能登半島の復興を目的としたもので、今村翔吾さん、小川哲さん、加藤シゲアキさんをはじめとする豪華な作家陣が参加。全10人の作家が集まるアンソロジー形式で、北陸の書店を中心に大好評を博しています。
珠洲市「いろは書店」の情熱
特に注目されるのは、石川県珠洲市の「いろは書店」です。昨年元日に地震で店舗が全壊し、仮店舗で営業を続ける八木淳成さんは『あえのがたり』の発売に際し、店の一番目立つ位置に設置しているそうです。
「お客様がこの本を見ると、普段と違った目をしてキラキラしているのがわかります。普段小説を買わない方も手に取ってくださっています。」
八木さんはまた、県外からわざわざこの本を求めて来店してくれる人がいることに驚きを隠せません。「珠洲で買うことに意味がある」というメッセージが広まっており、何世代にもわたる物語が地域に根付いていることを物語っています。特に表紙デザインが高評価で、参加作家たちの直筆パネルも展示され、店内は一層賑やかに。顧客の一人は「まるであばれ祭りのようだ」と感激していました。
参加作家たちの魅力
『あえのがたり』には、今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキをはじめとした著名な作家が参加しています。彼らはそれぞれ異なる視点で能登の文化や風景を描写し、読者の心に響く物語を紡いでいます。特に、加藤シゲアキさんは自身のアートワークにも力を入れ、作品の魅力を高めています。
さらに、作品の制作過程を追ったドキュメンタリー「かたりごと-Documentof『あえのがたり』」も配信中です。全8話の予定で、2月5日に配信される第4話「能登の道」では加藤シゲアキが自ら能登の取材に訪れる様子が紹介されます。
さらなる取り組みと寄付金の通告
本書の売上の一部は、能登半島の復興活動に寄付される予定です。著者たちの印税や講談社の売上相当額が復興支援に役立てられ、具体的な寄付額は書籍発売から約半年後に公表される見込みです。このように、作品が地域に寄与する活動が続けられています。
『あえのがたり』は、珠洲市の「いろは書店」など北陸の書店を中心に展開されており、今後ますます多くの人々に愛される一本となることでしょう。これからもこの素晴らしいプロジェクトに注目していきたいと思います!
書籍情報
- - タイトル: あえのがたり
- - 著者名: 今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキ、他7名
- - 発売日: 2025年1月22日
- - 価格: 2200円(税込)
- - ページ数: 224ページ
- - ISBN: 978-4-06-537876-2
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