ニューヨーク発の新進Hip-HopグループWHATMORE、待望の新曲「jenny’s」発表

WHATMOREが新曲「jenny’s」をリリース

2025年10月17日、ニューヨークを拠点とする新世代のヒップホップ集団、WHATMOREが待望のデビューアルバムから新曲「jenny’s」を発表しました。この曲はアルバムの先行シングルとして、メンバーがこれまでの活動を通じて磨いてきた独自のサウンドを体現しています。

WHATMOREは、シスコ・スワンク、ヨシ・T、ジャクソン・オーガスト、セバスチアノ、イライジャ・ジュダの5人からなるグループです。彼らはニューヨーク市内の様々なイベントでのパフォーマンスを通じて、急速に注目を集めています。特に、Hector’s Dinerでの実績あるライブパフォーマンスでは、悪天候にも関わらず多くのファンが詰めかけ、新曲の初披露を楽しむ姿が印象的でした。

「jenny’s」の音楽スタイルは、メンバーによるジャンルの枠に囚われないアプローチが特徴で、ジャクソン・オーガストのソフトなボーカルがアコースティックギターの穏やかなストロークに乗って流れ出します。続いて、セバスチアノが彼女との関係性や将来の計画に関する思いを語ったり、楽曲全体にわたるハーモニーがリスナーを引き込みます。パトリック・リネハンが手がけたミュージックビデオは、「感謝」と「不安」という対比テーマをビジュアルで表現しており、ニューヨーク郊外のコニーアイランドでの空撮映像を活用しています。

ミュージックビデオのシーンには、賑やかなカーニバルのアトラクションや友人との食事、サイファーを楽しむ姿といった温かいカットが含まれる一方で、車内の陰のある空間や静かな裏庭の瞬間も交互に描かれており、視覚的に非常に魅力的な作品に仕上がっています。

WHATMOREは、ヒップホップ、オルタナティブR&B、インディーロックを融合させ、新たな音楽の地平を切り拓いています。シスコ・スワンクが持つ深い音楽的背景や、ヨシ・Tのシャープなリリック、またジャクソンの感受性豊かな感覚がいかにしてグループ全体に影響を与えているのか、彼らの音はそれぞれの個性を見事に融合しています。さらに、セバスチアノが持つ詩的なインサイトや、イライジャのプロダクション技術が、このユニークなコレクティブを支えています。

デビューアルバム『WHATMORE』には、「jenny’s」に加え、興味深い曲が全12トラック収録されており、リリース日に合わせた彼らの活躍も楽しみです。リリース情報は以下の通りです。

- アルバム名:『WHATMORE』
- リリース日: 2025年10月17日
- 配信リンク: WHATMORE
- レーベル: Alta Music Group

WHATMOREは、これからの活動に目が離せないグループです。彼らの音楽と相性のいいメッセージが、リスナーの心をさらに惹きつけることでしょう。新曲のリリースやライブ情報など、今後の展開から目が離せません。