最大9連休が引き起こした退職代行サービスの利用急増とは
最近、年末年始の最大9連休が影響を及ぼしていることが浮き彫りとなっています。1月12日に放送された『ABEMA的ニュースショー』では、長期休暇を経た多くの労働者が、退職代行サービスを利用する事例が急増していることが取り上げられました。
退職代行サービスへの依頼件数が急増
放送内では、退職代行サービス「モームリ」のオフィスを取材し、スタッフが次々と電話に応対する姿が見られました。その中で、スタッフは「仕事始めの前夜から依頼が殺到し、1月6日には過去最多の250件を超える依頼がありました」と報告しました。休み明けのタイミングで、自分が働いている場所について再評価する人が多くなっている様子が伺えます。
さらに、スタッフは「休暇をとったことで、心がリラックスし、『この職場はおかしいのでは?』と考え始める人が多かった印象です」と付け加えました。長期の休みが、従業員の心情にどのように作用するのか興味深いところです。
退職を伝える方法の変化
人気タレントのでか美ちゃんは、退職のタイミングに関して自身の意見を語りました。彼女は「自分から『辞めます』と言える瞬間は気持ちが良いはずですが、優しい人はその一歩が踏み出せないことがあるでしょう」と述べ、退職代行サービスの利用を支持する理由を挙げました。千原ジュニアも同意し、「お金を払ってでも、自分の意志を会社に伝える手段があることは大切だ」とコメントし、周囲との繋がりを重視する考えを示しました。
一方で、政治ジャーナリストの青山和弘は「辞め方が大事だと思う。業界を変更するやもしれないが、自分の経験を次に生かすためには、直接伝えることが重要だ」と持論を展開し、千原はそれに同意しつつも、時代が進む中での葛藤を指摘しました。
言葉の多様性と時代の変化
また、番組はジェンダーの多様性について考えるセクションも設けられましたでか美ちゃんは、「奥さん」という呼称について否定的な見解を示し、「妻」や「パートナー」といった言い方がより適切だと語りました。彼女は自身の経験を踏まえ、呼び方を意識的に変えることで社会が少しでも良い方向に向かうと信じています。
さらに、元雑誌の副編集長、田辺健二も登場し、古い言葉は淘汰されつつあることを指摘。現在では「美バスト」という表現が一般的になり、「巨乳」という言葉は使用が避けられると告白しました。でか美ちゃんも改名したことに安堵し、千原ジュニアは冗談混じりに突っ込みをいれる場面もあり、和やかな雰囲気が漂いました。
終わりに
このように、退職代行サービスの利用急増や言葉の使い方の変化について、様々な視点から議論が交わされた『ABEMA的ニュースショー』は、現代社会のさまざまな状況を反映しています。本放送の様子は、ABEMAで今も見逃し配信中です。興味のある方はぜひ視聴してみてください。