老舗書店の挑戦
2025-10-07 14:01:58

153年の老舗書店が挑む、新しい食文化の形とは

地元文化を支える157年の老舗書店の新たな挑戦



山陰地方の松江市にある株式会社今井書店は、今年で創業157年を迎えました。この老舗書店は、本を通じて地域文化を支えることを使命として考えていますが、最近、新しい取り組みを始めることになりました。

現在、地域に根ざしながら持続可能な漁業を目指す「御津フィッシャーマンズファクトリー」と連携し、EC通販サイトを利用して新鮮な魚を全国に届けることを決定しました。これにより、漁師たちの努力と、地域文化をつなぐ新たな「物語」を生み出すことを目指しています。

新しい形の「食」と「文化」



今井書店が新たに展開するサービスは、「本屋だから届けたい“物語”のある魚屋さん」と名付けられました。このサービスの魅力は、単に魚を販売するだけでなく、「この魚に合うおすすめの一冊」といった独自の提案も行う点にあります。このような取り組みは、書店ならではの文化と食のコラボレーションを生み出し、地域の未来をつなぐ新しい形を創出しています。

私たちが伝えたいのは、ただの魚ではなく、その背景にある物語です。漁師たちがどのようにして日々の漁に出掛け、どのような思いで魚を獲っているのか。季節ごとに変わる海の表情や魚の特徴も、すべてが人と海と文化の物語として私たちに届けられるのです。

初日のイベントとその成果



この新しい取り組みの一環として、2025年9月14日(日)には、今井書店松江本店で「漬け丼」の試食販売会が行われました。このイベントでは同時に、関連書籍を集めたブックフェアも開催され、実際におよそ70名のお客様が来店しました。魚を通じて本とのコラボレーションを体験できる機会を提供し、多くの方々に喜ばれました。

今後の展望



これからも今井書店は、地元漁師たちとのコラボレーションを通じて、新たな「食文化」を発信し続ける予定です。2025年9月25日からは、オンラインストアでも本格的に魚の販売を開始します。新鮮な魚を手に入れると同時に、その魚に合った本も購入できるという新しい楽しみ方を提供し、地域文化を広めていく狙いです。

お問い合わせ



この取り組みの詳細については、今井書店の松江外商部まで問合せが可能です。将来的には、漁師や書店の担当者へのインタビューや、写真・動画素材の提供も行いますので、多くのメディア関係者の方々にこの新しい試みを広めていただきたいと思います。
営業時間は平日10:00〜17:00(土日祝休)で、詳細な問い合わせは以下の連絡先までお願いします。
  • - TEL: 0852-24-2233
  • - FAX: 0852-27-8191
  • - メール: magaisyo@imaibooks.co.jp

この取り組みが、地域の活性化につながることを心から願っています。


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