防災特別企画で復興の姿を伝えるラジオ大阪の試み

防災特別企画「明日のために、今できること。」の放送概要

2024年3月11日(火)、東日本大震災から14年を迎えるにあたり、ラジオ大阪は防災特別企画「明日のために、今できること。」を放送します。この放送は「防災ラジオステーション」の一環として、具体的な防災情報を提供する取り組みです。

バラエティ豊かな内容で構成される今回の防災特別企画は、朝の7時から始まり、午後4時55分まで、多様な番組が展開されます。特に注目すべきは、各番組で災害時の備えや復興の現状だけでなく、関連地域の魅力や文化も掘り下げていく内容です。

番組内容の詳細

藤川貴央のニュースでござる (7:00～9:00)

最初の番組、藤川貴央が司会を務める「ニュースでござる」では、8:05頃に国土強靭化の進捗状況と政府の取り組みについて議論します。このセグメントでは、国の災害対策の実情や政府の意義を探ります。

オトナ女子モーニングワイドハッピー‧プラス (9:00～11:00)

続いて、南かおりがホストを務める「オトナ女子モーニングワイドハッピー‧プラス」。ここでは、9:40頃から南海トラフ地震などの大規模災害への対策について、阪神淡路大震災記念人と防災未来センターの研究員、松村圭悟さんをゲストに迎え話します。さらに、10:20頃には復興庁から大阪・関西万博の出展情報も紹介され、地域振興の視点から復興を考える内容になります。

OBCグッドアフタヌーン！和田麻実子のみみよりだんご (11:00～14:00)

次に、和田麻実子の番組「OBCグッドアフタヌーン！」。ここでは、12:00頃から福島県で活動する芸人ぺんぎんナッツが電話でゲスト出演し、福島の観光名所や食文化について話し合います。また、地域の魅力を再発見するセクションが予定されています。

笑福亭松喬の笑えば大吉 (14:00～16:55)

最後に、笑福亭松喬の「笑えば大吉」。14:30頃には宮城県の寄席「花座」の席亭、白津守康さんへのインタビューがあり、地域の文化について深い話が交わされます。さらに、15:30頃に福島県の県産品が紹介され、聴衆に地元の名品への理解を促す内容となっています。

ラジオ大阪の安全への取り組み

ラジオ大阪は2021年1月に「防災ラジオステーション」を宣言しました。その目標は、過去の自然災害の教訓を忘れないために、次に起こる可能性のある災害に対する警戒を高めることです。SNSや放送を通じて、リスナーとの情報共有を強化し、皆が防災に対する意識を高めるサポートを行っています。
防災ラジオステーション HP

この防災特別企画は、メディアが果たす役割の重要性を再認識させる貴重な機会であり、多くのリスナーに製品を通じて防災に対する関心を喚起することが期待されます。