パリ・オペラ座公演「PLAY」が2025年七月、東京に登場!

パリ・オペラ座の驚異作「PLAY」が東京にやってくる

2025年7月、国立劇場で開催されるコンテンポラリーダンス「PLAY」。この作品は、スウェーデン出身の振付家アレクサンダー・エクマンの手によって創作され、パリ・オペラ座のために特別に制作されたものです。初演からその刺激的な内容が話題を呼び、観客を魅了し続けています。

アレクサンダー・エクマンの挑戦

エクマンはアートと遊びの境界を探求することに情熱を抱いています。彼が掲げるテーマは、「人間はどうして遊ぶことを忘れてしまうのか」という問い。この問いに基づいて、作品は二つの幕で構成されています。第一幕では子供たち特有の無邪気な遊びを描き、第二幕では大人たちが日常に追われ、「遊び心」を失っていく様子が繊細に表現されています。

エクマンは、「遊びは時代を超えた欲求であり、本当の幸せを見出すために必要なもの」と語っており、作品全体を通じてその重要性を強調しています。舞台には43人のダンサーが参加し、縄跳びやゴムボールといった身近な道具を使い、エネルギッシュなパフォーマンスを展開します。観客は、彼らの生き生きとした動きに感動し、同時に自己を見つめ直す機会を与えられることでしょう。

2025年の公演情報

「PLAY」は2025年7月25日から27日まで、新国立劇場・オペラパレスで上演される予定です。この公演では、エクマン自身による振付だけでなく、音楽はミカエル・カールソン、照明はトム・ヴィッサーが担当し、衣装はグザビエ・ロンズが手がけます。前回の公演から引き続き、これらの才能あふれるアーティストたちが作品を支えています。

チケットの販売は2025年2月15日から開始され、価格はS席29,000円、A席24,000円、B席14,000円、C席7,000円（税込）。全席指定で学生割引も用意されており、未就学児の入場はできません。