舞台『先生の背中』
2025-09-04 12:39:26

舞台『先生の背中』がCS衛星劇場でテレビ初放送!名匠小津映画へのオマージュ

舞台『先生の背中』がテレビ初放送



中井貴一、芳根京子、柚希礼音らが出演する舞台『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』が、9月28日(日)午後7時30分よりCS衛星劇場でテレビ初放送されます。この舞台は、映画界の巨匠・小津安二郎監督をモデルにしたユーモラスかつ感動的なストーリーで構成されています。

この作品は、6月から7月にかけて全国5都市で上演されたもので、名匠小津が生み出した映画の撮影所を舞台に、名監督の人間ドラマを描いています。演出を手がける行定勲は、小津作品への深いオマージュをこめ、観客に哀しみと可笑しみを提供しています。

経験豊富なキャスト



中井貴一が演じる“先生”は、名監督・小田昌二郎。彼を取り巻く女性たちには、芳根京子、柚希礼音、土居志央梨、藤谷理子、キムラ緑子が名を連ねており、各々が個性的な役どころを演じています。特に、劇中で中井と共演する女性陣の演技は、作品に深みを与えています。

行定勲監督は、この作品について「映画と現実が入り混じる中で、監督の脳内風景を舞台装置や照明を通じて表現した」と述べており、観客は一夜限りの芸術体験を楽しむことができます。この物語には、当時の映画界への愛情が溢れています。

舞台のあらすじ



舞台は昭和30年代、映画はその黄金期を終えつつあります。小田昌二郎(中井貴一)は新作の撮影に取りかかりますが、思い通りに進まず、私生活でも悩みが深まります。特に、可愛がっている幸子(芳根京子)の婚約報告が心に影響を及ぼし、彼の心はさらに混乱します。

周囲の人々は、名匠の不安を感じ取りながらも、彼の魅力的な振る舞いを目の当たりにします。一見うまくいくように見える小田ですが、実は内心では混乱を抱えています。彼の中からは、過去に関わった女性たちの幻影が現れ、さまざまな思い出がよみがえります。その中には、元芸者の花江(キムラ緑子)、戦争未亡人の和美(土居志央梨)、銀座のホステス・千代(藤谷理子)などが登場し、小田は彼女たちと共に過ごした時を振り返ります。

行定勲からのコメント



行定監督は「演劇は、その日その場所でしか感じられない特別な体験」と語り、今回の舞台を映像でどのように届けられるかに期待を寄せています。放送を通じて一人でも多くの人にこの作品の魅力が伝わればと願っています。

放送情報



この『先生の背中』のテレビ初放送は、9月28日(日)午後7:30からCS衛星劇場で行われます。また、同日には小津安二郎監督の名作映画も放送される予定で、合わせてご覧いただきたい内容となっています。

この機会に、映画監督・行定勲が贈る舞台『先生の背中』をぜひチェックしてください。観る人によって異なる感動が得られることでしょう。


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