Kバレエ新作上演
2025-06-10 15:54:29

Kバレエ×森山開次が描く新たな『遠野物語』、特攻隊員の愛を探る舞台が今冬上演

Kバレエ×森山開次が描く新たな『遠野物語』



今冬、待望の舞台『踊る。遠野物語』がKバレエと演出家の森山開次、さらに伝説的舞踏家・麿赤兒と若き歌舞伎の星・尾上眞秀によって上演されることが発表された。本作は、日本の伝説的な物語「遠野物語」を基にした作品で、特攻隊員の許嫁への愛を描いている。

物語の背景とテーマ



物語の舞台は1945年、特攻隊の青年が愛し合った許嫁の面影を追い求め、死の淵を彷徨うさまを描く。この切ない愛の物語は、特攻隊員の遺書からインスパイアを受けており、彼が最期に願った「会いたい」という想いが中心に据えられている。青年は、許嫁の面影を求め、様々な存在と出会いながら「遠野」という幻想的な土地を旅する。

豪華キャストと作品の魅力



森山開次は自らも踊り手として舞台に立ち、82歳の麿赤兒が特攻隊員の魂を揺さぶる役どころに挑む。そして、12歳の尾上眞秀が神秘的な少年を演じ、物語の運命を左右する重要な役割を担う。

この公演では、バレエ・舞踏・歌舞伎が融合する新たな表現が目指され、Kバレエ TOKYOのトップダンサーたちが共演。豪華絢爛な舞台美術や、緻密な振付が織りなす視覚的な美しさにも期待が高まる。

公演スケジュールと ticket 情報



『踊る。遠野物語』は2025年12月26日から28日まで東京にて5回にわたって上演され、その後、2026年1月には東北ツアーも予定されている。チケットはプラチナシートが15,000円、一般席は5,500円から販売される予定で、特典として限定クリアファイルも用意されている。

観客は、初演以来見たこともない貴重な舞台を目の当たりにできるだろう。この作品は、バレエ界に新たな風を吹き込むだけでなく、心に残る愛の物語を鑑賞者に届けることになるだろう。

プロダクションノート



「踊る。遠野物語」は、創作担当者たちの繊細な心の響きから成立した作品でもある。特攻隊員の遺書との出会いから生じた感動や、柳田國男による「遠野物語」の影響が詰まった舞台は、ただの娯楽を超え、観客の心を揺さぶる演劇的体験を提供するだろう。観客は、これまで忘れ去られた死者との対話を体験し、時代を超えたメッセージに触れることができる。

まとめ



Kバレエと森山開次、その他の豪華キャストが織り成す『踊る。遠野物語』は、2025年冬、特攻隊員の愛と悲しみを毎日の生活から少し離れた舞台の中で再体験させてくれることだろう。この貴重な機会をお見逃しなく。


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