劇団CATMINT新作『所以』、注目の俳優たちが織りなす家族の物語

劇団CATMINT新作『所以〜 room for sympathy 〜』のご紹介

2025年6月4日から6月8日まで、赤坂RED/THEATERにて劇団CATMINTの第21回公演『所以〜 room for sympathy 〜』が上演されることが発表されました。本作では、愛情を掛け違えた家族の姿を描き、観る者の心に深く響くドラマを展開します。

第一印象を掴む豪華キャスト

この作品には、現在注目を集める俳優たちが顔をそろえています。特に、ミュージカル『新テニスの王子様』や『薄桜鬼』での存在感を示す丸山龍星が、主役の三嶋夕翔役を演じます。彼のコメントからは、この作品が持つ重いテーマと真剣に向き合う姿勢が伝わってきます。

「家族の重みを感じながら全力を尽くして演じたいです」と語る彼の言葉は、作品への期待感を一層高めます。

同じく注目の俳優、わかばやしめぐみ（おぼんろ）や、宝塚歌劇団出身の遥奈瞳も出演。新しい環境での挑戦や約7年ぶりの舞台復帰に対する思いが、彼女たちのコメントから強く感じられます。特に遥奈は「新たな景色を見ながら、消えてしまいそうな役を演じたい」と語り、期待が高まります。

渡邉響は、劇団CATMINTとの関わりの深さを語り、「自分の成長を信じて役に向き合う」と話しています。また、梅澤裕介も初めての参加に対する緊張感と期待感を表現し、新しい環境に挑む姿勢が伺えます。

心の奥底に迫る物語とあらすじ

本作『所以〜 room for sympathy 〜』は、心の奥底に迫る物語です。物語は、ある初夏の夜、地方都市の警察署に青年が出頭するところから始まります。その青年の名は三嶋夕翔。彼は家族との愛情の歪みを抱え、事件を引き起こしてしまいます。「愛する毒親をどうして殺めてしまったのか？」という深い葛藤がストーリーを引き立てます。

夕翔の供述からは彼の過去が明らかになり、観客は家族の事実や愛情の在り方について考えさせられます。