特別番組『BATON from KOBE』のご紹介
2025年1月19日、Kiss FM KOBEとTOKYO FMが共同制作する特別番組『BATON from KOBE~阪神淡路大震災から30年。あの日の教訓とメッセージ~』が放送されます。この日が、阪神淡路大震災からちょうど30年目という節目であることに合わせて企画されたこの番組では、震災の教訓やメッセージを再確認し、未来へどうつなげていくのかを考えます。
番組の背景
1995年に発生した阪神淡路大震災は、日本の都市型災害に関する意識を根本から変える出来事でした。未曽有の地震がもたらした影響は、様々な社会的な問題にも波及し、それ以降の都市開発や災害対策に多大な影響を与えています。この特別番組では、そんな震災がもたらした教訓を、生放送という形で皆さんにお届けします。
パーソナリティとゲスト
この番組は、人気パーソナリティのユージと、TOKYO FMアナウンサーの手島千尋、さらにKiss FM KOBEサウンドクルーのターザン山下が共演します。ターザン山下は阪神淡路大震災当時、神戸市内で自身の家が被災し、地元の商業放送局に関わる中で被災者のサポートを行ないました。その貴重な体験をもとに、リスナーに向けたメッセージを発信する予定です。
また、番組には専修大学ネットワーク情報学部の佐藤慶一教授をゲストとして迎え、震災以降の日本の防災対策の変化についても話を伺います。『仮住まい問題』や『広域避難』の重要性など、都市型災害における課題についても議論されます。
震災時のラジオの役割
番組内では、震災直後のKiss FM KOBEの音声も紹介し、ラジオが果たした役割についても考察します。災害時における情報提供の重要性を実感している方も多いでしょう。震災から30年を経て、今もなおその教訓が私たちの日常生活に影響を与えることを考えると、非常に意味のある放送になるでしょう。
放送情報
放送は、2025年1月19日の日曜日、午後7時から55分間、TOKYO FM及びKiss FM KOBEで行われます。ぜひ皆様もお聴きいただき、震災の教訓を未来に生かしていくためのヒントを得ていただければと思います。
この特別番組『BATON from KOBE』は、阪神淡路大震災の記憶を風化させないための大切な機会です。お見逃しなく!