baneの新EP『CONTRAST』が登場
シンガー・ソングライターのbaneが、3月19日に新たなEP『CONTRAST』をリリースする。2020年から本格的なアーティスト活動を始め、R&Bを基にしたサウンドと詩吟による表現力で注目されている彼女。シンガーとしての活動を通じて、彼女の歌声は多くのリスナーに届いている。
新しいEPは、これまでの成果を持ち寄りつつ、2024年から導入したセルフプロデュース体制下での第一歩として位置付けられている。緩やかなビートに身を委ねる「UmU」をはじめ、FKDとの共作「unbalance」、grooveman spotのビートに感謝を捧げた「Pluto」、そしてShin Sakiuraとの再コラボ「Signal」の四曲にも注目が集まる。さらに、新曲「CONTRAST」は、人気プロデューサーのA.G.Oが手掛け、疾走感あふれるビートの上に、自己との対話や内省的なメッセージを盛り込んだものとなっている。
光と影のメッセージ
「CONTRAST」は、自己認識の過程で生じる葛藤や、逃げ道を見つけることの重要性を描いている。この楽曲には「昨日までのステップも愛して光と影はいつだってとなりあわせ」というフレーズがあり、過去の自分を理解し、未来に向かってどう生きるべきかのヒントが込められている。時には、夜じゅう踊り明かし、明け方の光で癒されることも必要だという呼びかけが、多くのリスナーに共感を呼び起こしそうだ。特に、あえて自分を解放する時間を持つことの重要性が、聴く者の心に響くだろう。
EP全体を通しては、自己理解と心の矛盾に対する探索がテーマであり、内面的な光と影のバランスについての深い思索が反映されている。タイトル曲「CONTRAST」は、人生における様々な局面を乗り越えていく知恵が隠されており、光があるからこそ影が存在するというシンプルながらも深いメッセージが伝わる。
インパクトのあるアートワーク
EPのアートワークも話題を呼ぶ。baneの目を捉えた印象的なビジュアルは、光と影のコントラストを強調し、彼女の音楽的アイデンティティを象徴している。フォトグラファーのKippeiによる仕事は、彼女自身のメッセージを視覚的に表現しており、聴く者にとっても視覚的な楽しみを提供する。
ワンマンライブと展示の開催
さらに、EPリリースに伴い、2024年4月19日にはワンマンライブが開催される予定だ。このライブは、ニューEP『CONTRAST』のリリースパーティーとして位置付けられており、フォトグラファーKippeiによる展示も同時に行われる。この特別なイベントは、六本木のカフェCommonで行われ、音響設備が整った場所での個性的なパフォーマンスが期待されている。客演にはShin Sakiuraが登場し、DJにはFKDやCHEBB、Shun Izutani(Re.)などが参加する豪華なラインナップが確定しており、今後の情報解禁にも関心が高まる。
まとめ
baneの新EP『CONTRAST』は、アーティストとしての成長と、自己との対話をテーマにしており、これからを担う音楽の一環を示している。リスナーは、彼女の表現力豊かな歌声とメッセージに触れ、心を動かされることでしょう。音楽と共に、彼女が描くビジュアルアートにも心を寄せ、ぜひ体験してみてください。