新国立劇場が贈る「20の物語」-劇場での特別な週末
新国立劇場が2026年7月16日(木)から8月2日(日)までの期間に「20の物語-週末を、劇場で-」を上演します。これは、演劇芸術監督の小川絵梨子が自身の任期ラストにふさわしいフェスティバルとして仕立てた企画で、子どもたちから大人までが楽しめる作品が目白押しです。
今回の企画では、古典から現代劇まで、世界中から選りすぐりの短編・中編を通して、20作品が毎週木曜日から日曜日にかけて上演されます。上演される演目は、各週替わりで新たな物語をご体験いただける内容となっており、「週末は、劇場で物語に浸ろう」というメッセージを込めて、日常から一歩踏み出した特別なひとときを提供します。
多彩なプログラムとお得な半日券
上演時間は40分から100分前後まで多様で、それに合わせてお得な「半日券」もご用意。料金は、特別な「A料金公演」(5,500円、90~100分)と「B料金公演」(3,300円、40分~60分)、さらには「無料公演」の3つのカテゴリで構成されています。このように、様々な選択肢から、観客は自分に合ったプログラムを選んで楽しむことができます。
特別な作品とキャスト
中でも、4歳以上が楽しめるプログラムは特に注目で、以下の4作品をご紹介します。まずは、A料金公演の『チョコレート・アンダーグラウンド』。これはアレックス・シアラーの児童小説を原作にしたもので、鈴木アツトが脚色と演出を担当します。この作品では、チョコレートが禁じられた世界で子供たちが戦う姿が描かれます。
次に、無料公演の『ベッカンコおに』は、心優しいおにと盲目の少女の物語。さねとうあきらの作品を基にしたこの演目は、演劇研修所の小林七緒が演出を手がけ、多彩なキャストが揃います。「お立ち見」での鑑賞が特徴のフレッシュな舞台です。
さらに、読み聞かせプログラムとして『くまの子ウーフ』もあり、土井真波と菊池夏野が演じる心温まるストーリーが展開されます。そして無料公演の『ごっちん』では、岩井秀人が作り出した少女の孤独を描く物語が、感情豊かに表現されます。
小川絵梨子演劇芸術監督からのメッセージ
小川監督は「20の物語 -週末を、劇場で-」について、多彩な国と時代から集めた作品を紹介しております。日本やアジア、欧州、米国などからの名作から現代作品までが一堂に会し、観客に新たな演劇体験を提供することを目指しています。また、長年のシェイクスピア歴史劇シリーズのチームによるリーディング公演『マクベス』も特別企画として行われるとのこと。これらの作品を通じて、演劇を愛する全ての人々に楽しんでいただけることでしょう。
チケット情報と無料公演の申込
ついに本日、チケット一般発売がスタートします。また、無料公演の申込も同時に受け付けていますが、こちらは事前申込制で抽選になりますので、早めの申し込みをおすすめします。特に子ども向けプログラムも充実しており、家族で楽しむことができる貴重な機会となることでしょう。
新国立劇場が贈る「20の物語」は、演劇の魅力を再発見する素晴らしい機会です。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。