構成作家・伊福部崇の初小説『タイム アフター レコーディング』が2025年11月29日発売
構成作家として活躍する伊福部崇氏が、待望の初小説『タイム アフター レコーディング』を2025年11月29日にリリースします。本作は、2023年に攪拌された舞台『無限闘志メカ グラハムダーV』を小説形式に凝縮したもので、1970年代のアニメ制作現場を描く青春、SF、ミステリーの要素を盛り込んだ群像劇です。
舞台から小説へ
舞台では熱気あふれる演技が繰り広げられ、観客を魅了した本作。その感動を小説として新たに表現したのが、伊福部氏の手によるこの作品です。アニメ『無限闘志メカ グラハムダーV』の最終回制作にまつわる事件が、仲間たちの情熱と共に展開されます。アニメファンやクリエイティブな仕事をする方々にとって、共感を呼ぶ内容となっていることでしょう。
イラストレーターの金子大輝によるカバーアート
さらに、カバーイラストは、映画『怪獣ヤロウ!』のキービジュアルを手がける金子大輝氏が担当しています。彼のノスタルジックで印象的な画風が、本書の世界観を見事に再現しました。また、1970年代のロボットアニメ制作の空気感をリアルに切り取ったイラストは、読者を一層作品の中へと引き込むでしょう。
サイン本の予約が好評
発売前から予約受付が始まったサイン本には、驚くべき反響が寄せられています。「ヘロQの中で一番好きな作品」と多くのファンに愛されている本作は、舞台を観たことがある方はもちろん、初めて触れる読者にも楽しんでもらえる多様な仕掛けが盛り込まれています。
著者とイラストレーターからのコメント
本作の発表にあたり、伊福部氏は「恥ずかしながら50歳で小説家デビュー。楽しんでいただけたら嬉しい」と語り、彼の想いが詰まった作品に対する期待を寄せています。そして、金子氏も「アニメ作品を作るような熱意で表紙をデザインしました。遊び心溢れる仕掛けもあり、楽しんでいただけたら幸いです」と語っています。
ダウンロード特典
さらに特典として、声優の岩崎諒太さんと岡田雄樹さんによるドラマ音源を限定提供!この音源は、小説の帯に記載されたQRコードからダウンロード可能で、2027年12月31日まで利用できます。ぜひお楽しみに!
あらすじ
物語は1978年2月28日、人気アニメ『無限闘志メカ グラハムダーV』の最終回収録日に起こるさまざまなトラブルから始まります。主役声優が現れない、清掃員が乱入する、監督が仕事を放棄するなど、数々の難題を乗り越え、収録を無事に完遂できるのか。そして、その裏に隠された真相とは?
書籍情報
- - 書名: タイム アフター レコーディング
- - 著者: 伊福部崇
- - 発売日: 2025年11月29日(土)
- - 定価: 1,815円(本体1,650円+税)
- - 判型: 四六判
- - ページ数: 352ページ
- - ISBN: 978-4-04-902634-4
- - 発行: 株式会社KADOKAWA
初の著書に込めた伊福部氏の情熱が詰まった『タイム アフター レコーディング』、青春と創作のリアルを体験できるこの一冊をお見逃しなく!