音楽の本質に迫る
2025-10-23 14:47:31

京都コンサートホール30周年記念、音楽の本質に迫る『超楽器』を刊行

京都コンサートホール30周年記念、音楽の深淵に迫る『超楽器』



2025年10月、日本の音楽シーンに新たなページが加わります。京都コンサートホールが開館30周年を迎えるにあたり、哲学者の鷲田清一氏とプロデューサーの高野裕子氏が手掛けた音楽アンソロジー『超楽器』が、10月30日に世界思想社から刊行されます。この書籍は、音楽に対する多様な考察が織り交ぜられ、読者を音楽の世界へと誘います。

豪華執筆陣が集まった音楽的な饗宴


『超楽器』には、日本を代表する豪華な執筆陣が名を連ねています。哲学者であり、同ホールの館長でもある鷲田清一氏の指揮のもと、様々な分野で活躍する著名な作家や音楽家たちが、それぞれの音楽体験と独自の音楽論を展開します。執筆者には、山極壽一氏(人類学者)、堀江敏幸氏(作家)、佐渡裕氏(指揮者)、三宅香帆氏(文芸評論家)など、個性豊かな10名以上が揃い、音楽の初源と極限を探求する内容となっています。

音楽と建築の融合


本書の中心にあるのは、「ホールもひとつの楽器である」という設計者・磯崎新氏の言葉です。このコンセプトのもと、各執筆者は、自身の音楽体験をもとに、音楽とは何か、そしてその限界について考察を深めています。通常のエッセイ集とは一線を画す、それぞれの視点が音楽の奥深い世界を描き出しています。

特別なデザインと読みやすさ


『超楽器』は、単なる内容だけでなく、そのデザインにもこだわっています。判型は黄金比に基づいた特別なサイズで、表紙は銀色の紙にレインボー加工が施されたきらめくデザイン。これは、音楽の華やかさと気品を象徴しており、読みやすく、ゆったりとした紙面が確保されています。

目次と内容詳細


本書は、プロローグから始まり、3部構成となっています。
  • - 第Ⅰ部 律動 では、音楽と社会の関係を考察し、コンサートホールの音楽空間が持つ意味を探ります。
  • - 第Ⅱ部 旋律 では、著名な音楽家が自身の原点を語り、音楽の持つ力について論じます。
  • - 第Ⅲ部 交響 では、各執筆者が音楽の旅を通じてその魅力を再発見します。

本の発行について


『超楽器』は、2025年10月30日に世界思想社から刊行予定で、販売価格は2200円(税込)です。

音楽を愛するすべての人々にとって、必読の一冊となることでしょう。音楽の深淵を探求し、様々な視点から魅力を再発見できる『超楽器』を、ぜひ手に取ってみてください。


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