思春期のスキルを育む新書籍『さくらんぼ教室メソッド』が登場！

思春期のスキルを育む新書籍『さくらんぼ教室メソッド』誕生

教育の大手、株式会社学研ホールディングスのグループ会社であるGakkenが、2025年3月3日に新刊『さくらんぼ教室メソッドプレ思春期のSSTワーク』を出版しました。これは、思春期の子どもたちに必要なスキルを学ぶことを目的にしたワークブックです。

SSTメソッドの新たな展開

Gakkenはこれまでにも、発達に気を使う子どもたちを対象にした国語と算数のメソッド書籍を発刊しており、今回のSNS（ソーシャルスキルトレーニング）をテーマとした書籍も、教育的な価値を持っています。これにより、子どもたちは自分自身を見つめ直し、他者とコミュニケーションをとる力を身につけることができるのです。

本書には、60枚のセレクトされたワークシートが含まれています。これらはGakkenの専用サイトからダウンロードが可能で、子どもたちは必要なスキルを「意識化」「見える化」「言語化」しながら楽しく学ぶことができます。具体的には、クラス全体での指導やグループ指導、個別指導といった様々な場面で役立てることができます。

本書の内容と活用方法

この新しいリソースは三つの章で構成されており、各章は次のようにテーマが設定されています。

第1章：プレ思春期の心と体

この章では、思春期前の子どもたちが心や身体の変化について理解を深め、自らを大切にすることの重要性を学びます。例えば、「心身の変化」や「性教育」「将来の自分」という課題に取り組み、自己理解を進めるための具体的な指導が行われます。

第2章：プレ思春期の社会生活

この部分では、コミュニケーション能力や時間・金銭管理といった、生活に密着したスキルを育むことに焦点が当てられています。未来の自立に向けた準備を整えるため、子どもたちが日常生活でできることを増やすことを目指しています。この中には、SNSの使い方に関する課題も取り上げられ、今の時代に即した内容となっています。