蟹江杏の初小説『あの空の色がほしい』POPアワード開催!
画家として名を馳せる蟹江杏さんが初めて手がけた小説『あの空の色がほしい』が、早くも多くの支持を集めている。この作品は、第74回小学館児童出版文化賞を受賞し、発売から短期間で予約が殺到。すでに4刷を迎えたこの魅力的な物語は、2025年度の中学入試でも数多く出題され、多くの学生に親しまれています。
今春、その受賞作に関連した特別なプロジェクトとして、東京都日野市とのコラボレーションによって、〈『あの空の色がほしい』POPアワード〉が開催されることが発表された。ポップアート(POPアート)とは、一般的には商業性の強い表現スタイルを指すが、今回のアワードでは、参加者がこの作品を紹介するためのオリジナルPOP作品(イラストや文章)を作成するものだ。応募資格は、年齢や居住地を問わず全ての方で、創作の自由が許されている。創作したPOP作品の著作権は応募者に帰属されるため、安心して参加できる。
応募方法の詳細
応募は、郵送、Webフォーム、または持参という方法で行うことができる。郵送先は日野市立中央図書館にあり、Webフォームは専用URLから簡単にアクセスできる。締切は2026年1月9日(金曜日)で、その日付までの作品が対象となる。主催は日野市立図書館で、共催にはAtelier ANZ、未来屋書店、河出書房新社などが名を連ねています。
また、今回のアワードでは、受賞作品の中から「蟹江杏賞」や「未来屋書店賞」、「河出書房新社賞」といった多彩な賞が用意されている。地元・日野市だけでなく、全国からの参加も広く呼びかけているため、さまざまなアイデアや表現が飛び出すことが期待されます。
作品と共に持つ力
『あの空の色がほしい』は、80年代後半の東京・日野市を舞台にした小学生の女の子の物語で、彼女が経験する「ホンモノの体験」を通して成長していく様子が描かれています。物語の中では、子供たちが自分の夢や感性を自由に表現する姿が強調されており、現代の若者にとって心に響く要素が満載です。著名な作家やアーティストからも称賛を受けており、その言葉は本書の魅力を際立たせています。特に、落合恵子さんや吉田穂積さんなどの感想がSNS上でも話題となり、多くの読者たちを惹きつけています。
人気の秘密とは
蟹江杏さんは、画家としての活動も並行して行っており、自由な発想と多様な作品展開が特徴です。『あの空の色がほしい』は、彼女のアートの視点からも深く描かれており、色鮮やかで感動的なストーリーが展開されます。読者が物語を通して体験する感情は、まさに彼女がアートで表現してきたテーマと共鳴しています。
本書は、単なる小説にとどまらず、読者に新たな視点をもたらすアート作品とも言えるでしょう。これからも多くの人々に愛されること間違いなしの『あの空の色がほしい』のPOPアワード。ぜひ、みなさんのクリエイティブな発想を形にして応募してみてください。