ベネチア国際映画祭3冠の映画『LOST LAND』の秘話
4月20日(月)、映像産業メディア「Branc」が主催するイベント「Dialogue for BRANC」の第13回が開催される。 そのテーマは、ベネチア国際映画祭で3冠を獲得した映画『LOST LAND/ロストランド』の制作過程に焦点を当てる。このイベントには、映画の藤元明緒監督、プロデューサーの渡邉一孝氏、コンサルタントプロデューサーのエリック・ニアリ氏が登壇し、制作の裏側や国際共同製作における挑戦について深い対話をつくる。
映画『LOST LAND/ロストランド』とは?
本作は、世界で最も迫害を受ける民族とされるロヒンギャの人々を描いた長編劇映画で、全編がロヒンギャ語で制作されている。これが世界初の試みとなるこの作品は、特にその社会的意義が高く評価され、第82回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を含む三冠を受賞したことでも話題を呼んでいる。日本、フランス、マレーシア、ドイツの国際共同製作によって生まれた作品は、経済産業省の海外展開支援事業であるVIPOの資金も受けており、企画段階からグローバルな視点での展開が図られてきた。
イベントの内容
この特別なイベントでは、映画の仕掛け人たちがどのようにしてこの作品を世に送り出したのかを語る。藤元監督は、自身のバックグラウンドを紹介しつつ、初長編作品『僕の帰る場所』の成功を経て、ロヒンギャを題材に選んだ経緯を振り返る。また、渡邉プロデューサーは、映画の企画から配給、翻訳字幕制作に至るまでの幅広い経験から、『LOST LAND』をどのように世に送り出したのか、製作過程の詳細を明らかにする。さらに、エリック・ニアリ氏は、国際共同製作の複雑さや、どのようにして各国のプロデューサーとの関係を築いたかについても語る予定だ。
トークテーマ
イベントには、以下のようなテーマが用意されている。
- - 企画の始まりと成立プロセス: 藤元監督と渡邉プロデューサーが語る、本作の企画背景と意義。
- - VIPO支援活用: 公的支援を利用した制作モデルの具体的な内容。
- - 国際共同製作の経緯: 各国プロデューサーとの出会いや資金調達の戦略。
- - Impact Production: 映画を社会変革のツールとして活用するための戦略。
- - ベネチア国際映画祭出品秘話: 受賞の経緯や選出のプロセスについて。
- - 制作・撮影秘話: ロヒンギャの人々をどう描いたか、その意義について。
懇親会も開催!
イベント終了後には、軽食やドリンクを楽しみながらの懇親会も予定されている。参加者同士が自由に交流できるこの場は、新しいネットワーク作りにも最適だ。
詳細情報
イベントの開催日は2026年4月20日(月)で、会場は東京都中野区本町の株式会社イード セミナールームとなっている。参加費用は、BRANC MEMBERSHIPのライト会員は無料、一般は2,480円(税込)となっている。オンラインでも参加可能で、一般は1,980円(税込)で視聴できる。
詳しい情報は、
Brancの公式サイトで確認することができる。
この機会に、社会問題を扱う映画の実際の制作現場の声を聞き、観客としての視点を深めてみませんか?