世界のアートと音楽が交差する!MUSASHI個展の裏側に迫る
2025年に開催された『世界のMUSASHI個展』は、大阪・関西万博の目玉イベントとして注目を集めました。この個展では、約150の企業や著名人が参加し、アーティストMUSASHIとのコラボ作品が約100点も展示されました。これに密着した映像制作チームの一つが、NEONMAFIAです。プロデューサーのSatoshi Hoshinoさんに、その制作過程やMUSASHIとの関係についてお伺いしました。
NEONMAFIAの誕生とSatoshi Hoshinoの想い
Satoshi Hoshinoさんは、15歳からDJとしてキャリアをスタートしましたが、将来を考える中で、若手DJを支援するプロデューサー業へと転向しました。「昔はCDが売れていたけれど、今はYouTubeやSNSが主流。これにアーティストをどうのせるかを考えて、写真を撮り始めました」と語ります。NEONMAFIAは、そんな彼の経験を元に映像コンテンツを制作し、若手アーティストの育成を目指しています。
「ダンスミュージックのジャンルで、日本のコンテンツが世界で通用するものを作りたい」というHoshinoさんの想いは、壮大です。NEONMAFIAは、アーティストのブランディングを手がけ、映像でその魅力を伝えることを専門にしています。
MUSASHIとの運命的な出会い
HoshinoさんがMUSASHIを知ったのは3年前。当時から万博に出展したいというMUSASHIのビジョンに感銘を受け、自然と関心を持つようになりました。初対面はYouTube企画を通じてで、MUSASHIのアーティスティックな姿勢に心をつかまれました。「彼は言語で表現するのが不得意かもしれないが、その表情がアートになる特別な空間でした」とHoshinoさんは振り返ります。
アフタームービーと未来の展望
『世界のMUSASHI個展』のアフタームービー制作では、MUSASHIが創り出すPEACEとLOVEに満ちた空間を見事に映し出すことができました。Hoshinoさんいわく、個展のはじまりは「チーム全体が共有するビジョン」を感じることだといいます。「彼と同じマインドでこれからもプロジェクトを続けたいです」。
MUSASHIはすでにアフタームービーを通じて、さらなるクリエイティブな展開を図り、世界に向けてその存在感を強めています。HoshinoさんがNEONMAFIAを通じて生み出すアートやコンテンツは、彼らにとってただの仕事ではなく、日本のカルチャーを広めるための使命となっています。
日本のカルチャーを世界に
日本の音楽シーンには、高い技術と独自の文化がありますが、海外での定着には課題が残ります。「だからこそ、日本のエンターテイメントとカルチャーを世界に発信し、みんなが楽しめるようにしたい」と語るHoshinoさん。彼の熱意が、今後の作品にどう結実していくのか、多くの期待が寄せられています。この個展の成功がその第一歩となりますように。
Satoshi Hoshinoのこれまでのキャリアは、2003年にDJとして始まり、様々なフェスティバルでの実績を積んできました。NEONMAFIAという会社を設立し、アーティストのプロデュースだけでなく、映像コンテンツの制作にも力を入れています。彼の情熱と責任感は、今後の日本のエンタメにとって大きな財産になることでしょう。