『社会の柱』上演
2025-12-25 14:44:27

第19期生による新国立劇場での修了公演『社会の柱』が2026年に開催

新国立劇場演劇研修所第19期生修了公演『社会の柱』



2026年2月、東京・新国立劇場小劇場にて新国立劇場演劇研修所第19期生の修了公演『社会の柱』が上演されます。この作品は、ヘンリック・イプセンの初期の戯曲であり、近代劇の父と称される彼の名作です。演出には、研修所長でもある宮田慶子氏が携わっています。

演目の概要


『社会の柱』は、ノルウェーの小さな港町を舞台にした作品で、物語の主軸を担うのは有力な実業家で町の領事であるカルステン・ベルニックです。家庭を持ち、村で尊敬される存在として生活している彼ですが、資本主義社会の中での倫理観や過去の過ちが次第に彼の生活を脅かしていきます。特に、鉄道敷設事業の計画が進行する中で、彼の家族や町の商人たちとの複雑な人間関係が描かれ、社会の理想と現実、自由と尊厳というテーマを鋭く訴えかけています。

前回の上演は2020年に行われ、その際には新訳版が好評を博しました。今回の舞台では、以前の製作スタッフが再び集結し、さらなる作品の深化を目指しています。

研修生たちの成長


第19期生は、2023年に入所し、ここまでの3年間で劇団青年座や他の著名な演出家との制作を通じて、演技力を高めてきました。今年度は早くも『少年口伝隊一九四五』や『トミイのスカートからミシンがとびだした話』など、熱量のある公演を成功させ注目を集めました。これらの経験を通じて培われた技術と情熱が、修了公演の舞台で生かされることが期待されます。

物語の背後にある人間ドラマ


『社会の柱』は、カルステンとその家族、過去の知人たちとの再会が引き起こす波乱に満ちた物語です。ベッティーという妻と、13歳の息子オーラフ、さらには彼のドラマティックな過去が物語を深めます。特に、カルステンの妻の弟ヨーハンと異父姉ローナの帰国がきっかけとなり、彼の過去がようやく表面化します。その過去に追い詰められつつ、物語がどのように展開するのか、観客の心を掴む興味深い内容です。

公演詳細


『社会の柱』は、2026年2月10日から15日まで新国立劇場小劇場にて上演されます。チケットはすでに販売中で、A席3,850円、B席3,300円、U25席1,650円と手頃な価格で提供されています。

公演スケジュールは、2月10日から14日まで毎晩上演され、最終日の15日は午後2時からの公演があります。特に2月14日には託児室が利用可能で、ファミリー層にも優しい配慮がされています。

詳細な下記ウェブサイトでの情報もご確認ください!
新国立劇場公式ウェブサイト

新国立劇場について


新国立劇場は、オペラやバレエ、演劇のプロフェッショナルを育成し、現代の舞台芸術を支える場所として機能しています。1997年に開場以来、年間250公演を超えるパフォーマンスを行い、さまざまなアーティストに新たな舞台を提供し続けています。

この公演が新国立劇場と第19期生にとって貴重な機会となることを願っています。若手俳優たちの熱意に満ちた演技を見逃さないでください。


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