「ぷるぷるパンク」展
2025-05-28 16:17:16

原宿に登場したアート展「ぷるぷるパンク」が描く未知の未来とは?

原宿に出現した「ぷるぷるパンク」アート展



2025年6月27日(金)、原宿の「tHE GALLERY HARAJUKU」にて、クリエイティブディレクター・ハシジマ コウスケの個展「ぷるぷるパンク」が開催されます。本展では、彼の長編SF小説『ぷるぷるパンク』の世界観が視覚芸術として表現され、アートと文学の境界を超える革新的な体験を提供します。

物語の背景



『ぷるぷるパンク』は、近未来のディストピアを舞台にした物語です。地球に土星の環が存在する世界で繰り広げられる、少年少女たちの成長譚。彼らは自己の否定と肯定を繰り返しながら、閉塞感に満ちた社会と向き合う姿が描かれています。この作品は、ただのSF小説にとどまらず、サイバーパンクというジャンルに新たな視点をもたらしています。

アート展の特徴



ハシジマ コウスケは、アート作品の制作にあたり、まず30万字の小説を「存在しないアニメの原作」として執筆しました。この異例のアプローチにより、妄想の世界に宿る熱をデジタル描写で再現し、筆跡やコラージュを用いてキャンバスに写し出しています。アートと文学が双方向に作用し合うことで、鑑賞者は新たな体験を得ることができるでしょう。

サイバーパンクの新たな視点



本展を通じて、ハシジマは「サイバーパンク」ジャンルに「女子社会的影響力」を注入した新しい形を提示しています。特に、男たちの欲望や怒りが交差する従来のサイバーパンク像に対し、彼の作品は戦うことだけでなく、心を交わす選択肢があることを教えてくれます。強さは「一人で生きること」ではなく「誰かと生きようとすること」であると、優しくも力強く語りかけます。

謎の美少女の登場



作品の中には、謎の美少女が存在しています。彼女は「ぷるぷるパンク」の象徴とも言える存在で、展覧会全体に神秘的な雰囲気を与えています。観客はこの美少女を通じて、作品のテーマやメッセージをさらに深く理解することができるかもしれません。

トークイベントにも注目



本展に先立ち、2025年6月8日(日)には、「tHE GALLERY OMOTESANDO」で開催される泉谷しげる氏の「サイバーパンク展」にて、ハシジマがゲスト出演するトークイベントも予定されています。このイベントでは、サイバーパンクの魅力や、彼が創造する新たな物語の世界について語る貴重な機会です。

展覧会の概要



  • - 会期: 2025年6月27日(金)~ 7月6日(水) 11:00~19:00(月・火休廊)
  • - 会場: tHE GALLERY HARAJUKU
東京都渋谷区神宮前3丁目20-21 ベルウッド原宿1階C
  • - アーティスト: ハシジマ コウスケ

結論



「ぷるぷるパンク」アート展は、アートと文学の交差点に位置し、観る者を新たな世界へと誘います。一歩足を踏み入れることで、従来のサイバーパンクとは異なる視点を体感し、未来の物語がどう変わるのかを考える良い機会となるでしょう。ぜひ参加して、その目で新しい景色を体験してください。


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