映画『ギブ・ミー・マイライフ!』制作決定
日本の社会における若者の孤立、貧困、そして虐待問題に一石を投じる映画『ギブ・ミー・マイライフ!』が、2026年の撮影、2027年の公開を目指して制作が決まりました。監督は古新舜氏、そして俳優の西村まさ彦が出演することが発表されました。さらに、この映画の制作費を募るクラウドファンディングが2024年10月20日から始まります。
社会問題への真摯なアプローチ
『ギブ・ミー・マイライフ!』は、不登校、児童虐待、ヤングケアラーといった社会問題に真正面から向き合う作品です。日本では、現在42万人の子どもが不登校であり、22万件の児童虐待相談が寄せられています。また、26万人の若者が家族の介護を担うヤングケアラーとして、孤立した生活を余儀なくされています。
この映画は、そうした若者たちの現実を物語として描き出し、社会に問いかけることを目的としています。映画を通じて、若者たちの声が届けられ、大人たちの心が動き、期待される未来を切り開く一助となることを目指しています。
西村まさ彦の起用とその意義
作品に出演する西村まさ彦は、俳優として映画や舞台で広く活躍している実力派です。西村氏はこのプロジェクトのテーマに深く共感し、若者の困難な状況に寄り添う大人の役を演じることを快く引き受けました。
監督・古新舜が語る思い
監督の古新舜は、これまでにも『あまのがわ』や『いまダンスをするのは誰だ?』など、社会のさまざまな声を映し出した作品を手掛けてきました。自身も幼少期に教育のプレッシャーや孤立を経験し、その原体験が本作の制作を決意させた要因となっています。彼の視点から描かれる物語は、リアルで力強いメッセージを持っています。
根底にある現場からの声
このプロジェクトは、単なるフィクションではなく、実際に日本各地のNPOや子ども支援団体、ユースセンター、無料塾、子ども食堂などで50団体以上を訪れ、現場の声を取材することから生まれました。家庭内の暴力やネグレクトに苦しむ10代や、助けを求められずに孤立するヤングケアラーの実情を、リアルに描くつもりです。
クラウドファンディングについて
この映画の実現には資金が必要です。クラウドファンディングは2024年10月20日より開始され、初期目標は1,000万円、最低目標は2,000万円に設定されています。支援者にはエンドロールへの名前掲載や試写会招待、台本やロケ見学の特典が用意されています。詳細は
CAMPFIREでご確認ください。
お問い合わせの窓口
本プロジェクトに関する問い合わせは、ギブマイ合同会社まで。担当は田中と隈部(クマベ)です。メールでのお問い合わせは、pr@givemy.jpにて承ります。また、公式サイト
https://givemy.jpや公式X(Twitter)
@givemy_movieもぜひご覧ください。
若者の声を映画を通して届ける『ギブ・ミー・マイライフ!』が気になる方は、是非クラウドファンディングへの参加をご検討ください。