みんラー始動!
2025-02-07 18:27:45

新たなラーメンの世界へ!不二製油の「みんラー」プロジェクト始動

新たなラーメンの世界へ!不二製油の「みんラー」プロジェクト始動



不二製油株式会社が新たに始動した「Minna no Ramen. project(通称:みんラー)」は、地域の特性を生かした独自のラーメンを作り出すプロジェクトです。大阪府泉佐野市に本社を構える同社は、地域活性化を図りつつ、宗教や食習慣の制限を考慮し、多くの人々が楽しめるラーメンづくりを目指しています。

このプロジェクトは、特に各地域の自治体や観光団体と連携し、地元食材を使用したオリジナルのラーメンを開発することが核心にあります。近年、日本への訪問者数がコロナ前を上回り、ラーメンの人気も高まっていますが、動物性食材を避ける旅行客が増えており、女性や海外からの観光客に配慮したメニューの需要が高まっています。

特に注目すべきは、長野県白馬村とのコラボレーションです。スキー客が集まるこの地域で、不二製油は地元シェフと共に、独自の植物性ラーメンスープを基にしたラーメンを開発しました。この「白馬オリジナルラーメン」は、クロモジの出汁や旬のキノコをトッピングとして使用しており、その風味は地元の自然を感じさせるものとなっています。実際に、白馬で開催された「GREEN WORK HAKUBA」イベントでは、これらの新しいラーメンが好評を博しました。

「みんラー」は、白馬村だけでなく、全国各地での地域オリジナルラーメンの創出を目指しています。参加する自治体や観光団体のおかげで、地域の特性を活かした多彩なラーメンの開発が行われ、ラーメン好きの心をつかむメニューが続々と生まれることでしょう。この取組みを通じて、地域の活性化を図り、さらに多くの人々に楽しんでもらえる据えた食文化の発展を促進していくことが期待されています。

MIRACORE®と植物性ラーメンスープ



不二製油は、70年以上にわたる植物性油脂とタンパク質の研究開発に基づき、「MIRACORE®」という技術ブランドを展開しています。この技術を通じて、動物性食材に依存せずとも、濃厚かつ満足感のある食体験を提供することを目指しています。このブランドの力を借りることで、ラーメンの味のクオリティを落とすことなく、健康に配慮した新たなラーメン作りが実現可能となっています。

「みんラー」で使用される植物性ラーメンスープは、お湯や出汁で割るだけで味わい深いラーメンを提供します。これにより、従来のラーメンに求められる「満足感」を植物性素材のみで表現することに成功しています。

持続可能な未来を考える「GREEN WORK HAKUBA」



長野県白馬村が展開する「GREEN WORK HAKUBA」プログラムは、サーキュラーエコノミーを導入した持続可能な未来を目指した取り組みです。このプログラムでは、2024年5月には「白馬村ゼロカーボンロードマップ」を発表予定で、地域全体で持続可能な社会の実現に向けた努力が続けられています。

白馬村のエイブル白馬五竜スキー場も、この活動に賛同し、地域特性を生かした観光施策を推進しています。冬はスキー客、夏は高山植物園として多くの観光客が訪れるこの地では、持続可能な観光が大切なテーマです。

まとめ



これからの「みんラー」が生み出す地域オリジナルラーメンは、世界中の人々に愛されること間違いなしです。不二製油の取り組みは、ラーメンだけでなく、地域を支える新たな食文化の確立にもつながることでしょう。どのようなラーメンが生まれるのか、今後の展開に期待が寄せられます。


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